〈ESP INSTITUTE〉でのリリースなどで知られる、Florian StöffelbauerことHEAPが主宰するエレクトロ・レーベル〈NEUBAU〉のニューリリースが到着しました。Thomas RolandとJames Weissingerによるエレクトロデュオ"Zillas On Acid"がフィジカルデビュー。ドラッギーな電子音、シンセサイザーの呪術的旋律、それらのズレが酩酊を誘うA2.Mars Hum（Sample1）。BPM100前後、極悪ベースラインの怪物的うねりに圧倒されるB1.Should Must（Sample2）。La Monte Young的なラーガ詠唱を彷彿とさせるヴォイスとサイケデリック・エレクトロが共鳴するB2.The Magic Of The State Ft. Matt Ohare（Sample3）も素晴らしい。おすすめの一枚。お早めに！！ (Ashikaga)

DJ Overdose主宰〈RotterHague Records〉からリリースを果たしている新鋭GRISCHERRが、2枚目となる狂悪ダウンテンポEPをリリース！ドラッキーな電子音をたずさえて、轟音凶悪シンセが波押すように迫り来るA1.If You’d Come Aroused（Sampe1）。ダークで荘厳なエレクトロが狂気じみた世界観を顕現せしめるB2.Tinan Is Heavy（Sampe2）など。ローファイな質感とタイトなグルーヴ。オススメです！ (Ashikaga)

〈NEUBAU〉でデビューし、UKインダストリアル、ハードウェアテクノの聖地〈BROKNTOYS〉とサブレーベル〈DISCOS DEL QUEBRANTO〉のダブルネームでのスプリットEPにも参加しているGIL.BARTEのNEUBAUからの2ND EP。ON-Uにも通じるようなダビーパーカッション、スローなグルーヴ、フリーキーなシンセサイザー、RAWな電子音が飛び交う。異型のダンストラック。〈GRAVITY GRAFFITI〉のRICHEATたちと活動している当店でもキーパーソン、Lamusa IIも泥なスローテクノなフロアを捻れさせるディープなリミックス。B2の鳥のさえずりから、スクリューヴォイス。。なスラッジ・サウンドもフロアを更なる沼へと導きます。音も良い。 (サイトウ)

OPTIMO周辺やアナログ機材のみのGreen Door Studioを中心にレフトフィールドなハードウェア、シンセサイザー・ミュージックの良質なサウンドが産まれている〈OPTIMO MUSIC〉周辺のアーチスト二人がオーストリアののレーベルNEUBAUから二人の共作名義でシングル・リリース。モジュラーなシンセサイザーの音色、繊細な音響空間、l独特のじっくり時間感覚でじわじわ素晴らしいディープ・エレクトロ。推薦。B-SIDEは、レーベル主宰の一人HEAPがリミックスしています。 (サイトウ)