Pressure Traxxからの4トラックス。「時計じかけの」というタイトルに相応しいリズミック、複合的に旋回していくように、タイム感覚が麻痺していくようなダンス・トラックス。 (サイトウ)

〈PERLON〉からの”Any Ideas”から２年経てのリリースとなったソロタイトル”Voodog”、無機質にハミングする男性ヴォイス、スポークンワードをエフェクトによって変調しつつ、突如としてサルソウル・クラシック”Let No Man Out Asunder”のヴォーカルがパーツとして飛び出すリカルドらしい狂ったツールトラックな”Voodog Pt.1”と、さらに実験的な音響プロセスでメルトダウンしてしまった”Voodog Pt.2”ヴァージョンです。

〈MINIMAL WAVE TAPES〉による発掘、そして〈STONES THROW〉との共同企画でJ ROCCにまでエディットの手が及んだ、フィラデルフィアのカルトなシンセサイザー・パンクCRASH COURSE IN SCIENCEの楽曲の中でも、2009年にフランスのレーベルから出回ったリミックス盤で、ニューディスコ界隈ともリンクして人気がさらに上昇したあの曲"Flying Turns"。流通の少なかったEINZELKINDの〈JAX〉から発展し、FROSTと共に立ち上げた〈PRESSURE TRAXX〉から、EINZELKIND & FROSTによる原曲に忠実なユースフル・リミックス(sample3)、そしてJAX音源の常連だったRICARDO VILLALOBOSがリミックスを２バージョン提供したピクチャー盤登場！尺は短いけど、やっぱりオリジナルも最高すぎる！