ジェフ・ミルズやマルセル・デットマンのプレイリストにも登場しているSTAFFAN LINZATTI、約１年振りのニューEP。ヒプノ・ダークなノンビートに始まり、デトロイト勢とも共鳴しそうなコンテンポラリー反復トラックA2"Observation Station"(sample1)や、不穏なSEや高周波の持続音波に持っていかれそうになるB2"On Who's Behalf? "(sample3)に共通する、繊細なトーンをキープする生粋のミニマルトラックがオススメ！そしてB1" Flashing (Live Version)"(sample2)は、大きな展開も無くアナログSCI-FIなパルス音で延々と引っ張っていくライヴバージョンは、ハマルと抜け出せません！

〈Semantica〉レーベルのNNN3で披露された覚醒トラックはNOBUくんもプレイ済み、スウィディッシュ発のSCI-FIテクノを発信するDKTNことLINZATTI兄弟。DJとしてもベテランである兄がひさびさにシングルをリリース！やはりというかスカンディナヴィア特有のはりつめた音のトーンは、〈SAHKO〉のオールドスクール・テクノにも通低している実験性を持った印象を伝えている。ダビーな目眩いエレクトロニクスのA1を筆頭に、フロアに張りを持たせるアナログな質感のクオリティー音響ミニマルB1＆B3をオススメ！ほか、ツールとして機能するショートトラック入りの全５トラック。