近未来的SFクール・コズミック・ソウルソニックなニューウェイヴ・シンセサイザー・ホワイト・ファンク金字塔。積極的に導入したダンス・ビートと、独特の浮遊感を持つファンキーなミックカーンのフレットレスベースを全面的にフィーチャーした前作『DANCE』はまさに、ゲイリー・ニューマンとミックカーンの共作といっても過言ではなかったが、本作でもその路線はそのままに、ベースに当時まだ無名だったピノ・パラディーノを起用し制作された全8曲。ダンス・ミュージックに接近し、ネチネチ粘着力ソウルフルなヴォーカル歌い口もクセになるマシーンリズムによるミニマル・ファンクと有機的なベースにシンセサイザーのうねりによる極上のエレクトロ・ホワイト・ファンク・サウンドを実践した先鋭的な内容で彼の中期を代表する作品。ストックしました。 (コンピューマ)