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Works for the Ever Present Orchestra Vol. II

  • Cat No: Black Truffle 109
  • updated:2023-11-25

Format

LP ---- JPY

2021年に90歳で惜しまれつつこの世を去ったアメリカの伝説的な実験音楽作曲家Alvin Lucier(アルヴィン・ルシエ)晩年の作品を、Black Truffleが記録したもので、シリーズ第1巻と同様、2016年、ルシエの作品を演奏する為に編成された13人(レーベル・オーナーOren Ambarchi、Stephen O’Malleyが中心となった4人のエレクトリックギター奏者、サックス、バイオリン、ピアノ、グロッケンシュピール奏者を含めた)メンバーによるEver Present Orchestraの為に書かれた2つの作品を収録。

ルシエによるあくなき探究心に満ち溢れるエレクトリック・ギターを核としたサウンド・ドキュメントの記録でもある。コンテンポラリー・モダン・ミニマル・ドローン・ハードコア傑作。
3本のラップスティール・エレクトリック・ギター(Oren Ambarchi、Bernhard Rietbrock、Jan Thobenが演奏)が、コネチカット州ミドルタウンとポートランドを結ぶアリゴーニ橋の形をなぞり、アルト・サックス(ジョアン・ジョルディ・オリヴァー・アルコス)、ヴァイオリン(レベッカ・ティース)、チェロ(ルーシー・レイルトン)がロングトーンを持続し、ギターとの距離や近さによって様々な聴こえる拍動パターンを作り出す、没入感を生み出すコンポジション・リダクションも美しいSide-A「Arrigoni Bridge (2019)」(sample1)、
2本のラップスティール・エレクトリック・ギター(リートボックとトーベン)、コントラバス(ロス・ワイトマン)、グロッケンシュピール(トレヴァー・セイント)のために作曲され、2つのアコースティック楽器は弓で演奏されており、コントラバスとグロッケンシュピールはロングトーン音色をキープ、さらにはギターの音色との距離によって異なる速度のビートを生み出すSide-B「Flips (2020)」(sample2)を収録。追悼盤。 (コンピューマ)

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