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Alvin Lucier
Crossings
Lovely Music
- Cat No.: LCD 1018CD
- 2024-09-04
「I am sitting in a room, different from the one you are in now.I am recording the sound of my speaking voice and I am going to play it back into the room again and again…」という、私は部屋の中で椅子に座ってます。自分のこの話す声を録音して、何度も何度もプレイバックしてもうひとつのテープレコーダーで録音、そして更にそれをプレイバックして、もうひとつのテープレコーダーで録音を繰り返し、繰り返し、、、なコンセプト説明を伝えるシンプルな言葉の朗読が延々と繰り返されながらも部屋の残響とテープの磨り減る効果で徐々に言葉が変容していく様をドキュメントした名作。コンセプトと音が完璧に合わさったDIY先駆けともなる、どこか泣けてくる45分24秒の大傑作。1980年にアナログ・リリース、1993年にCD化されるも長らくメーカー切れ、廃盤かと思われ入手困難でしたが、2017年、奇跡のリプレスが成されました。祝祝祝!!! (コンピューマ)
ルシエによるあくなき探究心に満ち溢れるエレクトリック・ギターを核としたサウンド・ドキュメントの記録でもある。コンテンポラリー・モダン・ミニマル・ドローン・ハードコア傑作。
3本のラップスティール・エレクトリック・ギター(Oren Ambarchi、Bernhard Rietbrock、Jan Thobenが演奏)が、コネチカット州ミドルタウンとポートランドを結ぶアリゴーニ橋の形をなぞり、アルト・サックス(ジョアン・ジョルディ・オリヴァー・アルコス)、ヴァイオリン(レベッカ・ティース)、チェロ(ルーシー・レイルトン)がロングトーンを持続し、ギターとの距離や近さによって様々な聴こえる拍動パターンを作り出す、没入感を生み出すコンポジション・リダクションも美しいSide-A「Arrigoni Bridge (2019)」(sample1)、
2本のラップスティール・エレクトリック・ギター(リートボックとトーベン)、コントラバス(ロス・ワイトマン)、グロッケンシュピール(トレヴァー・セイント)のために作曲され、2つのアコースティック楽器は弓で演奏されており、コントラバスとグロッケンシュピールはロングトーン音色をキープ、さらにはギターの音色との距離によって異なる速度のビートを生み出すSide-B「Flips (2020)」(sample2)を収録。追悼盤。 (コンピューマ)
Track List
4台のスピーカー、鳥の音、マイクロフォンのフィードバック・システムを使用した麗しきライブ・エレクトロニクス高周波鳥電子音楽の1975年記念碑的名作Side-B「Bird And Person Dyning」。ルシエ本人による朗読や歌声がリングモジュレーション電子変調音響ポエティック・エレクトロニクスする1972年の名作Side-A「The Duke of York」も素晴らしい。オリジナル・ゲートフォールド・カバーのアートワークを忠実に再現したジャケット装丁、イタリア語だったオリジナル・ライナーノーツの英訳付き。イタリア・ミラノDIALOGO入魂のCrampsアナログ復刻プロジェクト名仕事。 (コンピューマ)
Track List
何も起こらない18分ほどの自然現象によるゆるやかな至福の心地よさが続くエレクトロニクス・ドローン・トラック「Wire」が4パターン収められている。US電子音楽/実験音楽を代表する老舗名門LOVELY MUSICより1980年にリリースされていた作品で、同レーベルより1992年にCD化されつつも長らくメーカー切れ廃盤かと思われ入手困難だったものが何十年?ぶりに2017年、奇跡のリプレスが成されました。祝祝祝!!! (コンピューマ)
2016年にルシエの作品を演奏する為に編成された13人(レーベル・オーナーOren Ambarchi、Stephen O’Malleyが中心となった4人のエレクトリックギター奏者、サックス、バイオリン、ピアノ、グロッケンシュピール奏者を含めた)メンバーによるEver Present Orchestraの為に書かれた作品にして、ルシエによるあくなき探究心に満ち溢れる最新ドキュメントの記録でもある。コンテンポラリー・モダン・ミニマル・ドローン・ハードコア傑作。アナログは2LP全4トラック+DLコード(Adaptations For The Ever Present Orchestra 2トラック・ボーナス)豪華見開きゲートフォールド・ジャケット、本人によるライナーノーツ付き。 (コンピューマ)
Track List
2016年にルシエの作品を演奏する為に編成された13人(レーベル・オーナーOren Ambarchi、Stephen O’Malleyが中心となった4人のエレクトリックギター奏者、サックス、バイオリン、ピアノ、グロッケンシュピール奏者を含めた)メンバーによるEver Present Orchestraの為に書かれた作品にして、ルシエによるあくなき探究心に満ち溢れる最新ドキュメントの記録でもある。コンテンポラリー・モダン・ミニマル・ドローン・ハードコア傑作。CDは2枚組全6トラック(disc1:Works for the Ever Present Orchestra 4トラック、disc2:Adaptations For The Ever Present Orchestra 2トラックを収録)16ページ・ブックレット付き。 (コンピューマ)
Track List
2013年、フランスIna GRMスタジオで録音された、2本のエレクトロニック・ギターのための「Criss Cross」(sample1)、2015年、ヴァイオリン、アルトサックス、テナーサックス、3つのバンジョー、ピアノ、ヴィブラフォンのための「Hanover」(sample2)を収録。マスタリング&アナログカットは名人Rashad Beckerが担当。静謐なる持続音の美しき深い深い地平が永遠に広がり宿っている。 (コンピューマ)
Trevor Saintiによるアコースティック・グロッケンシュピールによって演奏された、4つのパートからなるアルヴィン・ルシエ2016年作曲の唯一のアコースティック・グロッケンシュピールの為の作品「Ricochet Lady」、しかも4つの楽曲それぞれを通常ではない標準からは異なる環境でパフォーマンスを行い録音することで、壁や他の反射面との音の反響、地球、宇宙との干渉までをも広げた空間の中での音響効果を探求する作品となっている。アルヴィン・ルシエと演奏者トレヴァー・セントによるライナーノーツ付き、最適なリスニング体験には、大きい音量での再生を推奨されております。グロッケンによるスピリチュアル・マジカル音響体験をぜひ。デジパックCD (コンピューマ)
今年の来日公演でも買えなかった方が続出した”アルヴィンルシエ・ヒストリー限定ボックスセット”が念願の復刻。newtoneにも入荷いたしました!!!トラックリストからもぜひともどうぞ。 (コンピューマ)
今作は、ギリシア神話のオリュンポス十二神の中の一人、ヘルメス神、吟遊詩人オルフェウス、その妻エウリュディケの物語をテーマにした、”Bフラットのクラリネット、チェロ、女性の声、そして増幅された9つの大きなワイン瓶(壷?)の為の作品となっており、どこまでも果てしなく広がり進むクラリネット、チェロ、エレクトロニクス、ヴォイス発声による音の地平の重なりと連なり変調が1時間24秒というゆったりとした時間の流れの中でゆっくりと贅沢に奏でられる音の処方箋のようなもの。ホール空間での安らぎの音空間にも包まれる。 (コンピューマ)
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発信器とチェロによる1984年「In Memoriam Jon Higgins (19:00) 」(sample1)、発信器と4つの室内楽弦楽器による1985年の「Septet for Three Winds (19:28) 」(sample2)、発信器と小編成オーケストラによる1982-84年録音された「Crossing」の3曲を収録。1990年にCD化されるも長らくメーカー切れ、廃盤かと思われ入手困難でしたが、2017年、奇跡のリプレスが成されました。祝祝祝!!!(電子音楽通信2017.8.10) (コンピューマ)