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Fred Frith
Guitar Solos / Fifty
Week-End
- Cat No: WE5
- 2024-05-14
Step Across The BorderなUK即興音楽シーンを代表する鬼才ギタリスト名手Fred Frithによる1974年にリリースされた記念すべきソロデビューアルバムにして創造的ギター音響の記念碑的名盤「Guitar Solo」がオリジナル音源からリマスタリング・アナログ復刻!!プラス、なんと!リリースから50年を経てデビューアルバムのスピリット再び!なセット精神でレコーディングされた新作ギターソロ・アルバム「fifty」を2枚のレコードに収録したWeek-End Recordsからの入魂リリース!!!凄いレコードがリリースされた!!
Track List
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1. Hello Music (1974)
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2. Glass c/w Steel (1974)
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3. Ghosts (1974)
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4. Out of Their Heads (on Locoweed) (1974)
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5. Not Forgotten (1974)
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6. Hollow Music (1974)
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7. Heat c/w Moment (1974)
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8. No Birds (1974)
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9. Dawns (2024)
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10. Outer Order (2024)
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11. Tempus Fugit (2024)
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12. Quicksilver (for Simone) (2024)
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13. Unterwegs (for Roman) (2024)
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14. Phalaropes (2024)
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15. Jack's Neap Tide (2024)
02:07 -
16. Schlechte Gewissen (2024)
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17. Move Indigo (2024)
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18. To Do (2024)
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19. The Map of Dreams (2024)
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20. Locomoting (2024)
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21. Dusks (2024)
イギリスを代表する前衛ロックバンドHenry Cowの創設メンバーであり、現代音楽アヴァンギャルド実験音楽/即興音楽シーンとソリッドなロック・シーンとの境界、そしてあらゆる国境も越えて50年以上にわたり活動を続ける、まさにStep Across The Boderなレジェンド鬼才中の鬼才ギタリスト名手Fred Frithによる、彼がまだHenry Cow在籍中にレコーディングされ、1974年10月にリリースされた。当時NMEの批評家たちによって1974年のベスト・アルバムにも選出されたり先鋭的エポックメイキングだったこの作品は、当時ブライアン・イーノにも注目され、その後フリスはイーノの2枚のアルバムでギターを弾くことにもなった。そして、フリスのこのアルバムでの飽くなきユニークな創作と演奏の精神は、その後のロックシーン、ジャズ・アヴァンギャルド即興音楽シーンに於いてのギタリスト・ミュージシャンの演奏やアートフォーム可能性を大きく広げることにも繋がっており、現在に至るまで世界中の音楽家ギタリストに多大なる影響を与え続けている。
そして、さらには今回は「Guitar Solos」(8トラック)リマスタリング・リリース記念として、Week-End Recordsからのリクエストから実現したという、リリースから50年を経て、このデビューアルバムの頃のスピリット再びな精神に於いて、当時のセットアップを手配して新たなギターソロアルバムをレコーディングした新作「Fifty」(13トラック)がもう一枚のレコードに収録されている。50年の歳月を経て、よりメディテーショナルなチベット密教やインド古典音楽的ラーガな世界観もがギター独奏によって美しく味わい深く奏でられ、幻のような音響芸術として魅了される。
Julius Eastman「Stay On It」、石橋英子とジム・オルーク「Lifetime Of A Flower」、Suzanne Ciani「Improvisation On Four Sequences」、Slapp Happy「Sort Of」と激渋い厳選リリースが続いているドイツ・ケルンの音楽フェスティバルWeek-End Festivalが始動させたレーベルWeek-End Records待望新作5番。 (コンピューマ)