Jimi Tenor & Cold Diamond & Mink、初のコラボレーション、お互いに新しい息吹を吹き込みながら新たなコズミック・サイケデリア・ソウル&ファンキー・モダン・ニューエイジ・ニューワールドを探求している。専属バンドCold Diamond & MinkならではのTimmionマナー・モダン・ヴィンテージ・ソウル・グルーヴに、ジミー・テナー熟練狂気音楽性、そして、ライブラリー・ミュージック的な世界観、全く激しくない、ぬるく緩やかなチルアウト・グルーヴ演奏の中に仄かに怪しい狂気が漂い垣間見えるのがなんとも快楽的に心地よく素敵すぎる。
コズミック P-FUNK、SUN RAの音楽観、精神性を経た、狂おしく素敵な宇宙空間へのラブソング・アルバムタイトル曲A1「 Is There Love In Outer Space?」（sample1）、砂漠を彷彿させるデザート・ブルース・ギター・ソロ、水平線にゆっくりと沈みゆく太陽、サイケデリック・チルアウトな波間の狭間をゆらゆらとスローモーションに揺らぐ名曲「Gara, Sunset Part1（sample2） 、そして、7インチ・シングルよりもじっくりと長いバージョンとしてPart.2が収録されているのも嬉しい限り。クルアンビン的なブルージーな悲哀も芳しいFUNKADELICマナーの宇宙哀愁ブレイクビーツ・ファンクB2「Laputa」（sample３）、この両者コラボレーションならではの屈折モダン・ディスコファンクB3「What Are You Doing」もかっこいい。全6トラックを収録。 (コンピューマ)