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Campus Christy

  • Cat No: STH2462
  • updated:2025-02-12

Format

LP 5190 JPY

Stones Throw Records創設者でもあるPeanuts Butter WolfことChris Manakと、サンディエゴ出身シンセ・ブギー名手でもあるマルチプレイヤー鬼才Brian EllisによるコラボレーションCampus Christyによるデビューアルバムが同レーベルよりリリースされた!金箔ジャケット・エンボス仕様ゲートフォールド見開きジャケ限定盤LP。Jan Hammer Group電化ジャズロック永遠名曲「Don’t You Know」の原曲の素晴らしさを最大限に活かした敬意愛情あふれるカバー(sample1)が兎にも角にも秀逸!!

Stone Throw Records、LAのここ数年の流れをあらためて感じさせてくれる、ソウル、ジャズ、ロック、AOR、SSW、クロスオーバーする世界観、ジョン・マクラフリンのマハビシュヌ・オーケストラ、ジェフ・ベック、カルロス・サンタナ、ミック・ジャガー、スタンリー・クラーク、アル・ディ・メオラ等々に参加したチェコ出身の天才キーボード奏者ヤン・ハマー率いるグループ1977年のクロオーバー・フュージョニック・電化ジャズロック永遠の名曲「Don’t You Know」の選曲カバー(sample1)含めた、摩訶不思議なポップセンス、オブスキュアなサウンド、現行インディーロック、サイケデリック/フォーキー、もちろんヒップホップ・センスも感じさせてくれる絶妙なる心地よさとリラクシンな音楽世界が見事に発揮されている。全11曲収録。PPU Records創設者、アンドリュー・モーガン監督の下、学生たちが制作した「The Visit」MVも必見。 (コンピューマ)

Chris Manak aka Peanut Butter Wolfからのコメント、

1979年から82年にかけて、最初のヒップホップ・レコードは、生バンドが人気のディスコ/ファンク・ソングのヴァージョンを演奏し、その上でラッパーがラップしたものだったことは周知の通り。そして80年代後半になると、サンプリング技術によって、アーティストは楽曲の一部をループさせて新しい曲を作ることができるようになった。ジェームス・ブラウン(James Brown)は、60年代後半のファンク・アーティストや「Ultimate Breaks & Beats」シリーズと並んで、最もサンプリングされるアーティストだった。

1990年から93年頃には、ザ・45・キング(The 45 King)、ピート・ロック(Pete Rock)、DJプレミア(DJ Premier)、ラージ・プロフェッサー(Large Professor)といったプロデューサーたちが、独自のソースからサンプルを見つけては、サウンドを革命的に変えていた。私にインスピレーションを与えてくれた2つの例は、ピート・ロック&CLスムース(Pete Rock & C.L. Smooth)の “T.R.O.Y. “とメイン・ソース(Main Source)の“Fakin the Funk”だ。どちらも60年代後半の、風通しの良いサウンド、ジャジーなフォーク、サンシャイン・ポップのアーティストのサンプルが元になっている。

この頃にはサンプル・ベースのヒップホップビートを自分で作っていて、アーティストがヒッピーのような格好をしているレコードは何でも買うようになっていた。古着屋で見つけたのが、ザ・フリー・デザイン(The Free Design)の『Kites Are Fun』というアルバムで、1994年のアルバム『Peanut Butter Breaks』の曲のためにサンプリングした。それがきっかけで、J・ディラ(J Dilla)は1996年にア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)のために“Get A Hold”のバッキング・トラックを作った(これは数年後に彼から聞いた)。

2001年に60年代のグループ、ザ・サークル(The Cyrkle)の“Get A Hold”のオリジナル・サンプルを聴いて、歌ってみようと思ったんだ。ヴォーカルが完全に左にパンされていることに気づいて、右チャンネルだけで録ってモノラルにし、インストゥルメンタルのようにして、自分のバージョンを歌ったんだ。この曲を何人かの友人に聴かせたことはあるけど、それ以外は何もしていない。ディラに聴かせなかったことを後悔しているけど、彼がLAに引っ越してきて、僕らがつるんでいた頃には、この曲を作ったことも忘れていた。でも、”本物”のヴァージョンを作るために、誰かにこの音楽を再現してもらいたいと思っていたんだ。
クリス・マナック(Chris Manak)

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