- LP
- Recommended =
- New Release
Beatriz Ferreyra
UFO Forest +
Room 40
- Cat No.: RM4210
- 2023-12-18
〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉にて、フランス政府から委託されて制作した「Senderos de luz y sombras」がパッケージ化!天体物理学(特にビッグバン以前)と無意識の世界について音楽的見地より探求。ダイナミクスをコントロールした2部構成の電子彫刻作品。フィールド録音や声を使用していることからも伺える空虚に対する人間的認識がユニークですが、存在概念がない世界での音はきっとこうであろうという説得力ある音響構築は見事。 (Akie)
前コンピレーションに引き続きLAWRENCE ENGLISH主宰〈ROOM40〉より。モノフォニックオシレーターにエコーとディストーションを重ねた1974年の「Cantodel loco」に始まり、テープダビングを使用したヴォイスサンプルのオーバーダブとコンクレート探究をした2009年の「Pasde3 ... ou plus」など。ダイナミズム、リズム、声、コンクリート素材の形態的可能性に対する彼女の揺るぎない関心(その実、40年以上)が詰まった作品集。もちろん推薦です。 (Akie)
Track List
長年活動をしながらも発表作品は少なく、2015年にMEGO傘下の名シリーズ〈RECOLLECTIONS GRM〉でリリースされるなどして徐々に評価されていく事となったBEATRIZ FERREYRA。テープで録音した声をオーバーダブし、動物のように声が蠢いていく。細かな編集が光る刺激的な王道ミュージックコンクレート作品。 (日野)
大好評に次々と秀逸な発掘リリースが丁寧に続く、フランス電子音楽研究所INA-GRMと現代の多様な電子音楽紹介名門レーベルEDITIONS MEGOのタッグによる仏電子音楽図書館からの発掘アナログ・リイシュー・シリーズRECOLLECTION GRMの15番。アナログカットはベルリン・ダブプレート&マスタリングの名人Rashad Becker。リリースは今年2015年の春でしたが、あらためて紹介させてください。 (コンピューマ)
ページトップへ戻る
前コンピレーションに引き続きLAWRENCE ENGLISH主宰〈ROOM40〉より。1998年に〈MNÉMOSYNE MUSIQUE MÉDIA〉から発表されたセルフタイトル編纂アルバム、このCDも現在はお目にかかることも困難な一枚ですがそこから「UFO Forest」(sample1)をアナログ化。テープで録音した音源をオーバーダブ、14分強にわたり錬金術的に展開していくコンクレート傑作。特にテープベースのAサイドは顕微鏡を覗くように単一の素材を再構成、ダイナミックで豊かなBeatriz Ferreyraサウンド。ずっと継続して欲しいシリーズです。 (Akie)