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François Bayle
ELECTRUCS !
Transversales Disques
- Cat No.: TRS07
- 2022-11-28
宇宙空間も浮遊するユニバーサル・メディテーショナルな電子音楽エレクトロ・アコースティック名作。今年2018年創立50周年を迎える、PIerre Schaefferによって設立されたフランス電子音楽研究所INA-GRMの記念すべき年の最初のリリースにもなります。Dubplates & Masteringによるマスタリング&アナログカットによる逸品。 (コンピューマ)
Gongのデヴィッド・アレンのギター&演奏をコラージュ・カットアップしたsample1、ベイルならではのオリエンタル瞑想的侘び寂びエレクトロニクス浮遊のsample2、発狂しそうな蛙や虫の音を電子音で試みたsample3、などなどヴォールームたっぷり3枚組アナログ全19作品を収録。INA-GRMと現代の多様な電子音楽紹介レーベルEDITIONS MEGOの協力もと、遂に歴史ある仏電子音楽図書館の発掘アナログ・リイシュー・レーベルRECOLLECTION GRMの第10弾。アナログ・カッティングは信頼のベルリン・ダブプレート&マスタリングが担当しており、高音質はもちろん、現代的な圧倒的な臨場感溢れる漲った音で甦っている。 (コンピューマ)
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16台以上の多種多数のスピーカーを使った特殊な音空間を作り出すシステム/演奏法である「アクースモニウム」を作り出したことで知られるフランソワベイル。これまで〈INA-GRM〉や、自身のレーベル〈MAGISON〉から数々のリリースをしてきましたが、ロストテープ発掘やレアなレコード再発を手がける〈TRANSVERSALES DISQUES〉から貴重な未発表音源が発売される事となりました。このレコードには多数の短い曲が収録されていますが、大まかに言うと4つのパートに分かれています。まずA面は「Electrucs (1974)」[20:41]、B1-B5は「Cinq Dessins En Rosace (1973)」[13:41]、B6「Foliphonie」[3:19]、そしてBERNARD PARMEGIANIに捧げられたラストトラック「Marpège」[3:15]。説得力のある、空間を意識した電子音楽に脱帽。スピーカーで聴くほうが効果的であるかと思います。 (日野)