パリのナイトクラブLe PalaceのレジデントDJとして、ディスコ黎明期に毎晩何千人もの人々を彼のブースに集め、人々を陶酔の世界へと導いたパリのナイトシーンのキーパーソン。80年代当時の快楽主義ムードやハイファッション界の華やかさ、フランス系キューバ人というルーツが香る自然の壮大さをサウンドに注ぎ込んだバレアリックで独特なサウンドは今聴いてもフレッシュさが褪せません。彼の3枚のシングルEbony Game（1981年）、Obsession（1982年）、Gallo Negro（1984年）を中心に、マスターテープからのリマスタリング。推薦！ (AYAM)

1980年、オープニング・パーティーにGRACE JONESのライヴで幕を開け、オーナーの死が訪れた'83年までの3年間、「パリのSTUDIO54」と呼ばれストレートからゲイ・ピープルを魅了した伝説のクラブ「LE PALACE」のレジデントDJとして活躍した、キューバ出身のDJ・GUY CUEVASの超レアな処女シングル”Ebony Games”が復刻リリース！ALEX FROM TOKYOのコンパイルした〈Claremont 56〉からのCD「Originals Volume10」にもピックされたり、スイスのヴァイナルディガー・LEXXがのリエディットなどでも知られる、情感豊かなファルセットと宙を舞うフルート、それを支えたリズム隊のしなやかに力強い演奏が素晴らしい”Ebony Games”(sample1)をA面に、それだけにとどまらず絶妙にズレたハイハットやエレドラの上で歌うアフロ・コズミック直系の奇妙でファニーな”Everywhere Is My Home”(sample2)、そして、レイドバックしたラテン・スウィートなクワイエット・ソング”Island In My Mind”(sample3)もバッチリいい感じです。