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Juan Almeida
Fantasia
MR BONGO
- Cat No.: MRBLP295
- 2024-10-02
キューバ革命の指導者の一人 Juan Almeida が残した、常軌を逸したラテン・ジャズ・ファンク・カルト・レア作品『Fantasia』('75)が、〈MR BONGO〉のキューバン・クラシックス・シリーズから復刻!
Track List
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キューバの作曲家であり歌手でもあるRaúl Gómezは、Mirtha Y Raul や Los Bucanerosといったグループのメンバーとして知られ、キューバン・サルサの名盤『Los Reyes 73』のプロデュースも手がけています。キューバの国営レーベル〈Areito〉からリリースされた本作では、Raúl Gómez はインストゥルメンタリスト、作家としてだけでなく、プロデューサー、アレンジャーとしても活躍しています。ムード・ミュージックとライブラリー/サウンドトラックの間を浮遊しながら、アフロ・キューバン・マジックを加えるという、ユニークで他には無いラテン・ジャズ傑作。Love Unlimited OrchestraやMFSBのような、74,5年当時からアメリカで生まれていた オーケストレーションされたディスコを反映した「Un Paseo A La Playa」(sample_1)がドラマチックにラストを飾ります。革命後のキューバで生まれた音楽の豊かなアウトプット。初ヴァイナル・リイシューです、この機会に是非! (AYAM)
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ジャケットはキューバ盤ではなく、よりレア度の高い〈Pentagrama Records〉のメキシコ盤アートワークを採用しているところにもMrBongoの熱量を感じます。わずか2枚のアルバムと7inchシングルをリリースしただけのバンドながら、70年代当時はキューバでかなり影響力のあるグループでした。プロデュースを手掛けたのは〈MR BONGO〉キューバ・シリーズでも最重要な名手 Raúl Gómez。監督は Santiago ReyesとOvidio Guerra。オーケストレーションは、1978年にリリースしたアルバム「Expreso Ritmico」でも高い人気を誇ったRicardo Eddy Martinezらなどの錚々たるミュージシャンが担当しています。Los Van VanのMiguel Ángel Rasalpsも作曲で参加しているとのことですが詳細は不明。煌くオープニング「Grandes Amigos」、トリッピーな「Adeoey」、グルーヴィーな「Un Lamento Hecho Cancion」など、伝統的なキューバン・ソンの美学、USファンクの影響とサイケデリックの融合、現代のダンスフロアに通用する宇宙的なフュージョンを魅せてくれる素晴らしい一枚。 (AYAM)
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キューバのChucho Valdésが率いるグループ。70年代半ばにキューバから生まれたグループの中で最も影響力があり、成功を収めています。ジャズやヨーロッパの伝統音楽、ロック、ファンクといったジャンルをキューバのリズムにミックスしたり、エレクトロニックなサウンドを取り入れたりと、伝統と革新を交錯させるユニークなスタイルが人気のグループ。先ずは、ワウ・ワウ・ギター、ラテン・パーカッシヴのミックス、ホーンが全力疾走する、ヘヴィなダンスフロア向けラテン・ファンク・ナンバー、オープニングの「Bacalao Con Pan」(sample_1)からどうぞ! (AYAM)
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ド・ラテンのフレーズや手数の多さってちょいと暑すぎるな、、、という部分をちょうど良くの骨抜き加減。一部のラテン音楽を90年代は"モンド"、なんてジャンルづけて聴かれてたのってこの質感なんですかね。南米エレクトリックや環境音楽を通過した今、この軽さとライトサイケ具合が妙に気分。そして当店ではなんと言ってもALTZの1stのイントロでサンプリングされたアノ曲入り。などなど、ポップなエピソードが愉しい1977年のキューバ産。
MR BONGO気合いの再発につきデータ販売もなし。なので試聴ですがここはYOUTUBEのリンクで質感を掴んでください。 (Shhhhh)
ロングセラー、JAMAICA FOLK TRANCE(https://www.newtone-records.com/item/n_t0060403.html)のキューバ版出ました!サンテリアやアフロ・キューバンの音楽はなかなかDJ視点での解釈はないのですが、こちらはレゲエ・カリブ海音楽研究家、ブルーノ・ブルムによる編集。セリア・クルースの麗しき歌声など素晴らしき音の宝庫。Vinylカルチャーではフォローしきれないプロダクト、そろそろCDいいなと個人的にも思ってます。部屋に飾りたくなるアートワークとともに末長くどうぞ。 (Shhhhh)
本作では彼らのバングラ-アフロ-ラテン-ジャズ-ルーツに回帰した作品となっていて、スーフィ・サンバ、バウル・ブルース、ベンガル・フォーク・ソン、バングラ・ルーツ・レゲエ、ロンドン・デスカルガなど、インドのラガ・リズムとアフロ・キューバンのグルーヴ、アシッド・ジャズ/ファンクを独自クロスオーバー・クロスカルチャー感覚で自在にミックス奏でられている。この時代において、彼らの音楽の旅はかつてないほど重要な意味を持っています。
UKレゲエmeetsアフロ・キューバンな、マッド・プロフェッサーばりのクロスカルチャー・ミクスチャー・ダブB1「Badaam(Manisero)」も心地いい。メディテーショナル・ブルージーなヒンディー・ダウンテンポ・ジャズのB3「Kon Kole Revisited(Baul Blues)」、後半のダビーな展開も心地いい、正統バングラ・ルーツ・レゲエ名演B4「Bhandari Revisited(Roots2Roots)」も美しい。是非ともトラックリストからもどうぞ。重量盤LP。音質音圧もちょうどよく美しい。 (コンピューマ)
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キューバ伝統音楽ピアノの旋律とコーラスがダブワイズにエコー紡がれるB面インストDUBが悶絶アフリカン・フォーキー気持ちよさ。レコメンド。お見逃しなくどうぞ。 (コンピューマ)
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L.A出身のマテオは泥棒して刑務所へ、そこで出会ったキューバの歌謡ボレロの素晴らしさを発見して出所後にスペイン語で吹き込んだのがこの00年代の大名盤。一曲目のラテン/キューバ音楽、いや20世紀のポピュラー音楽史の名曲、Sabor a mi(sample1)の極上カバーから溜息。。全体に漂うエレガントなピアノの調べもジャズというよりこれがラテンのピアノですね。時にダンスリスナーには濃過ぎるラテンのサボールとコクですが、マテオは上手くオブラートに包んで色気と陰あるシルキーボイスでハバナの夜を演出。ブエナビスタのメンバーも参加です。ジャンル、国籍、時代を問わずグッドミュージックを再発する、日本のプロダクション・デシネによるグッジョブ。こだわりのマスタリング、東洋化成社製。レトロチックな帯も作り手の愛を感じます。先に入荷した2NDは秒殺でした、こちらもお早めに。 (Shhhhh)
サンテリアなどキューバ伝統音楽ルーツにしてスピリチュアル・ミスティックなエレクトロニック・モダン・キューバ/ラテンジャズの新世代による探求10トラック。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
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USジャズ・ギタリスト名手Kurt Rosenwinkelの参加も話題となった傑作アフロキューバン・モダンジャズ。イマジナリー・エキゾチック・キューバが広がる全9曲。素晴らしい。推薦盤。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
半世紀の時を経てアメリカとキューバの国交が回復した'16年、ディプロ率いるMAJOR LAZERを招聘して行ったフリー・フェスティバルで一躍注目されたキューバのレーベル〈MANANA〉から、SOUND SPECIES & ACHE MEYIによるコラヴォレーション・プロジェクトのリミックス12インチがリリース!シカゴのベテラン・RON TRENTによる至高のハウスワーク”Alina's Calypso (Ron Trent Remix)”(sample3)、トライバルなチャントがアフロ・ウォンキーなブロークンのフローに匠にジョイントさせたウェストロンドンの古参プロデューサー・IG CULTUREリミックス"Ogún Meyi Meyi (Ig Culture Remix)"(sample2)、 MULATU ASTATKEやFLOATING POINTSのセッションにもくわわる名ドラマー・HELLO SKINNYによる、ヨルバ儀礼を再現したようなミスティック・ダブな”Egrem Bata Jam (Hello Skinny Remix)”(sample2)あたりも素晴らしい!SOUND SPECIESによるセルフ・リミックス含む、全4トラックを収録です。
キューバ伝統音楽のサンテリアのリズムにヒップホップ、クドゥーロ、UKファンキー、デンボーの影響を感じさせるアフロキューバン・ベース・フューチャーな全13トラックを収録。伝説のグループIrakere創立者の一人であるBernardo Garciaの娘であり、バンドBandanchaを牽引する世界的ドラマーのYissy Garcia、ニューヨークの名門ジュリアード音楽学校を卒業したトランペット奏者で、D’Joy de CubaやWichy de VedadoとコラボしてきたYasek Manzano、Con100ciaコレクティヴのMCであるEl Individuo、パーカッショニスト/プロデューサー/ビートメーカーでハバナ・シーンのレギュラー的存在Negro WadPro、〈Guampara〉所属アーティストに曲を提供し、カリビアンとアメリカを繋ぐプロデューサーKamerum、そしてネオソウルとキューバの試金石的音楽sonやfilinをブレンドさせるミュージシャン/ヴォーカリストSigridらが参加している。トラックリストからもぜひともどうぞ。かっこいいです。 (コンピューマ)
スピリチュアル・ディープでトライバルな極上グルーヴにDayme Arocenaの崇高な歌声に祝祭感覚で支配される至福の一枚!中盤のサンテリア・パートも心地よすぎる。「Yambu (Sacred Rhythm Mix)」 (コンピューマ)
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カストロ兄弟やチェ・ゲバラと共にキューバ革命を指導したフアン・アルメイダは、革命後には副大統領の一人として、また国立キューバ革命退役戦士協会の会長として務める傍ら作家として書籍を出版、そして作曲家として300曲以上のキューバ民謡を残しました。その数多のディスコグラフィの中でも燦然と輝く『Fantasia』は、キューバ音楽とも括り難い、まさに幻想曲が繰り広げられるインストゥルメンタル・アルバム。映画音楽的なオーケストラ・スコアのようなサウンド、幽霊や妖怪の出現のように繰り返される音効やパーカッション、トリッピーなエレクトロニクス、オーケストレーションされたクラシック音楽、、また、エキゾチックなファンクやマンボ、サイケデリック、アフロ・キューバン・パーカッションに突入する場面もあり多彩で壮大。mixテープ的にイントロとアウトロがシームレスに演奏されているため、あれよあれよと没入している間に一気に聴き切ってしまいます。サンプルは9分や7分の曲の一部を抜粋しています。是非通し聴きで体感してください。 (AYAM)