ある意味でのミニマルでもあるようだ。特時空を狂おしくミラクル・トリッピンさせてくれるロウな特殊音像空間も個性的でユニーク。際立っている。エレピのジャジーでまろやかソウルフルな旋律もロマンチックに効いている。トラックリストからもどうぞ。大推薦盤。 (コンピューマ)

GLENN ASTROの長年のミュージカル・コラボレーターとして共に、＜OUTERNATIONAL＞や＜ODD SOCKS＞、オナジミの＜BOX AUS HOLZ＞からリリースしてきた絶品キーボーディスト・IMYRMINDによる初のソロ・タイトル！ファンク〜ジャズを消化した独自に洗練されたプログラミングが生む疾走感のあるソロ・トラック”Rhino”(sample1)、”Igor”(sample2)、”Bright Moments”(sample3)がどれも最高でいうことナシ！ミステリアスな仲間・RASHO Tとの”Coconutgrinder”や、盟友・MAX GRAEFとの”Deephouse-Track Des Jahres”あたりの、まろやかなソウル・トーンが芳醇に広がるエセンシャルなビートダウン群も素晴らしいハーモニーが味わえる２トラック、こちらもお聴き逃しなく！

MAX GRAEFやGLENN ASTROと共にベルリンの新感覚のディープハウス、ビートダウンのシーンを形成するIMYRMIND、ソロで〈TARTLET〉とからリリース。ジャン・クロード・ヴァン・ダムの映画『キックボクサー』でミシェル・クィシ演じるタイの怪物キックボクサー、トン・ポーに捧げられたタイトル曲はじめ、モノトーンなLOW-FIな質感のシンセをメインに、エレピの「Wanja 9000」やジャジーなサンプル使いなど、RAWとヒップホップ、ジャズ感覚の不思議な融合で今作もレコメンド！ (サイトウ)