- 2CD
Joe Meek
They Were Wrong! Joe's Boys Volume One
Castle Music
- Cat No.: CMQDD1457
- 2020-05-07
説明不要な人にはいまさらでも、これから出会う人の為にレコード屋として伝えていかなければけない音楽家の一人だと思っています。ジョー・ミーク。60年代のイギリスのスタジオ・エンジニアで、サウンドプロデューサー。スタジオワークを機材とした最初の音楽家の一人。ポップフィールドでの音楽実験のパイオニア。改造ラジオ、電子楽器、テープ、マルチトラック・レコーダーを駆使し、サンプリングやオーバーダブ、リバーブ等のテクニックを産み出した。過度の薬物中毒と偏執病(パラノイア)、当時は違法だったホモセクシャルを抱えたアウトサイダー。1967年2月3日、彼のヒーローだったバディ・ホリーの命日に、自身の頭を銃で打ち抜き人生の幕を閉じる。 未発表に終わった彼が産み出した架空のバンド名義による、彼の実験の集大成的宇宙音楽THE BLUE MEN の「I Hear A New World」のDEMO音源はのちに公表され、僕たちが大好きな様々な音楽に影響を与え続ける神格化された大名盤で、このコンピレーションにもその断片が収録されている。DEEP PURPLEリッチー・ブラックモアが在籍したOUTRAWSや、英チャート1位を獲得したJOHN LEYTONの「Jonny Remember Me」、SOUND OFFS、自殺直前の最後のJOE MEEKが手掛けたヒット曲、SONIC BOOMもフィバレットに挙げるThe Cryin' Shamesによるバカラック(DRIFTERS)カヴァー「Please stay」といった素晴らしいジョー・ミーク・ワールド満載のMISSISSIPPI監修コンピレーション。 (サイトウ)
脅威の音響処理(エフェクタ?の開発など等..)で現在でも多くの人を驚かせ続ける、英国の天才プロデュ?サ?JOE MEEKのレ?ベルTRIUMPHの未発表の音源やデモ・ヴァ?ジョンを収録したコンピレ?ションがアナログカット。歴史的大傑作「I Hear New World」を演奏したBLUE MENのメンバ?がCAVALIERSとして残した音源やI Hear...のアウトテイクや様々なセッション。これ殆ど50年代末の音楽ですよ。モンド本とかも今では、あんまり読まれなくなってるとは思いますが、ぜひ出会ってほしい一枚です。 (サイトウ)
Track List
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