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Les Filles De Illighadad
At Pioneer Works
Sahel Sounds
- Cat No.: SS063
- 2023-10-22
西アフリカはニジェールの砂漠の呪なギターとミニマルトランスなチャント。中央から少し離れたIllighad村出身の娘たちによるアンサンブル。大絶賛のニューヨーク公演を終えキャリア最高傑作との呼び声高い本作入荷です。
Track List
Track List
マリ、ニジェール、トゥアレグ。伝統楽器をエレキギターに持ち替えた「砂漠のブルース」といれるようなサウンドスタイルの女性トリオLES FILLES DE ILLIGHADAD。重なり、独立し、ポリフォニックに展開する二人のギター、ベース、クラップ、パーカッション。ミニマルで、複合的な旋回、独特の時間の感覚の世界へと誘うサヘルの素晴らしいサウンド。推薦。 (サイトウ)
マリ、ニジェール、トゥアレグ。伝統楽器をエレキギターに持ち替えた「砂漠のブルース」といれるようなサウンドスタイルの女性トリオLES FILLES DE ILLIGHADAD。重なり、独立し、ポリフォニックに展開する二人のギター、ベース、クラップ、パーカッション。ミニマルで、複合的な旋回、独特の時間の感覚の世界へと誘うサヘルの素晴らしいサウンド。推薦。 (サイトウ)
00年代初頭に登場した"砂漠のブルース"のティナリウェンなど有名ですが、トゥアレグ族の中でギターを弾く女性グループは珍しいとのこと。テンデという女性が主役の伝統音楽を奏でる二人組"LES FILLES DE ILLIGHADAD"。テンデとは伝統ドラムの名前で水に浮かせたモルタル製の球体をぽこぽこ叩くサウンドがまた呪ミニマル。ニジェール中部の電気もない地域に砂漠の上でマイクを持っていって録音したようです。リクエストが多かったらしい2016年作の再発。さらに次作、"Eghass Malan"が評判になりアメリカツアーも。遠くの音楽、素敵ですね。静かにループ中。 (Shhhhh)
Track List
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アルジェリア〜モロッコ南、ニジェール〜マリの北方の広大なサハラ砂漠地帯で鳴り響く、トゥアレグ族を中心にした乾いたギターが特徴のデザート・ブルースの新世代代表格、"ILLIGHADADの娘たち"。彼女らのILLIGHADAD村では真ん中にオアシスがあり、遊牧民テントに暮らすという伝統的なもの。この4人組はみなその村出身で、村に古代から伝わるチャント(掛け声)とデザート・ブルース的ギターを結びつけ彼女らのオリジナルとしました。さらにすり鉢とすりこぎを太鼓に変え、女性たちが輪になって歌い、唱え、手を叩きながらチャント。お祝いや病を治す祈り、あるときは愛の詩。ライブは演奏者と観客の間の境界線が崩れ、すなわち目撃者であることは演奏に参加するということ。この盤を聴くことは、一緒に星空の下で踊ろうという彼らの音楽に参加するということですね。サハラでは遊牧民の朗読とAMラジオといったアナログな環境から、携帯で同録した音源をWhatsAppで送りあって音楽制作するなど2020年的光景が生まれているようです。この盤もそんな物語を含んだ悠久の砂漠へトリップ。素晴らしき遠くの音楽。砂漠の音楽の入門としてもぜひ。 (Shhhhh)