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Namian Sidibé
Namian Sidibé
Sahel Sounds
- Cat No.: SS072lp
- 2024-01-27
アルジェリア〜モロッコ南、ニジェール〜マリの北方の広大なサハラ砂漠地帯で鳴り響く、トゥアレグ族を中心にした乾いたギターが特徴のデザート・ブルースの新世代代表格、"ILLIGHADADの娘たち"。彼女らのILLIGHADAD村では真ん中にオアシスがあり、遊牧民テントに暮らすという伝統的なもの。この4人組はみなその村出身で、村に古代から伝わるチャント(掛け声)とデザート・ブルース的ギターを結びつけ彼女らのオリジナルとしました。さらにすり鉢とすりこぎを太鼓に変え、女性たちが輪になって歌い、唱え、手を叩きながらチャント。お祝いや病を治す祈り、あるときは愛の詩。ライブは演奏者と観客の間の境界線が崩れ、すなわち目撃者であることは演奏に参加するということ。この盤を聴くことは、一緒に星空の下で踊ろうという彼らの音楽に参加するということですね。サハラでは遊牧民の朗読とAMラジオといったアナログな環境から、携帯で同録した音源をWhatsAppで送りあって音楽制作するなど2020年的光景が生まれているようです。この盤もそんな物語を含んだ悠久の砂漠へトリップ。素晴らしき遠くの音楽。砂漠の音楽の入門としてもぜひ。 (Shhhhh)
Track List
首都バマコで兄(ギタリストのオマール・コナテ)から制作&rec技術を学んだ後、故郷のガオの中心部に店を構えると、すぐに録音を希望するラッパーが殺到。この簡易スタジオとバブシーの特徴であるメロディラインがガオ・ラップなるジャンルの礎となった。というエピソードも最高。奇天烈でチープなシンセとオートチューンで謎の哀愁が飛び出す歌謡ミニマル。先日来日して話題をかさらった韓国の250を思い出します。テープの質感で現地気分とともにどうぞ。 (Shhhhh)
Track List
前作のメモリーカードで流通していたと噂の(!)10インチ"Imidiwan N'assouf"が、The Wire, Pitchfork, and Rolling Stoneなどで高評価を得て、私もいいんだかなんだかよくわからないうちにDJでよく使ってて気になってたHAMAによるアルバムがついに入荷。
砂漠のブルース、ノマドのバラード、太古のキャラバンの歌とそのポリリズムと拍子記号をシンセで再構築。妙にクセになるっていうか謎の祝祭感と妙なトランス感と共に80`sのサハラ産SFサントラのような、トゥアレグ族のファミコンか、、本人曰く砂漠のブルースとデトロイトに影響を受けたとのこと。極めてユニークな作品であることは間違いないです。ベベイの登場ってこんなだったのかしら。おすすめ。 (Shhhhh)
Track List
チルサイド的デザートブルースなボーカルと声に、出所不明なフワフワシンセとポエトリー。アフロ・スピリチュアルジャズの珍盤の再発かと見間違う夢感あります。スウェーデン人の音楽考古学者Karl Jonas Winqvistがセネガルを訪れ現地のパーカショニスト、詩人、アーティストと交流したドキュメンタリー。帰国後もWhatsAppを使って音の交換をして創作した2020年代のワールド音楽ですね。Yaral Sa Doomとはセネガルのウォルフ語で教育を意味するとのこと。インテリジェンスと優しさが全体に漂うアンビエント的セネガル音楽。チルアウトにもぜひ。 (Shhhhh)
西アフリカで弦楽器といえばのウゴニやコラですが、その奏法をギターに置き換えたという珍しいアフロもののアコースティック・ギターのソロってことで楽しみにしてた1枚。サハラ伝統音楽や近隣マリの伝統音楽を奏でます。夢見心地で円やかな悠久の調べの奥には同録のマイクが拾った虫の声が絶えず入ってくる、シネマティックかつ遠くへ想いを馳せることができる最高にチルアウトな一枚。リピート中。 (Shhhhh)
マリ、ニジェール、トゥアレグ。伝統楽器をエレキギターに持ち替えた「砂漠のブルース」といれるようなサウンドスタイルの女性トリオLES FILLES DE ILLIGHADAD。重なり、独立し、ポリフォニックに展開する二人のギター、ベース、クラップ、パーカッション。ミニマルで、複合的な旋回、独特の時間の感覚の世界へと誘うサヘルの素晴らしいサウンド。推薦。 (サイトウ)
マリ、ニジェール、トゥアレグ。伝統楽器をエレキギターに持ち替えた「砂漠のブルース」といれるようなサウンドスタイルの女性トリオLES FILLES DE ILLIGHADAD。重なり、独立し、ポリフォニックに展開する二人のギター、ベース、クラップ、パーカッション。ミニマルで、複合的な旋回、独特の時間の感覚の世界へと誘うサヘルの素晴らしいサウンド。推薦。 (サイトウ)
トゥアレグ族の伝統音楽をギターで爪弾く砂漠のブルースのムーヴメントはティナリウェン、ボンビーノといったエレキ・ギターのレベル・ミュージックが先行していましたが、最近紹介しているSAHEL SOUNDSからは進行系の現地ミュージシャンの息づかいまで聴こえてきそうな多種多様でマイナー良盤ばかりでちょっと焦る。もともとはカセットで流通してたスーパーアングラなシーン。このAHMED AG KAEDYはちょっと欧米受けをねらった砂漠のブルースではなく、本物のアコースティックもの。素朴で荒々しい研ぎ澄まされたアコースティック・ギターのこれ以上なくシンプルな音作りがより風景を浮かび上がらせる。呪文のように聴こえるボーカルもどんどんハマってくるのが不思議。8チャンネルのシンプルな機材で録音されました。アルバム通して瞑想的でありチルアウトにも是非。Chill in Desert、これも遠くの音楽。 (Shhhhh)
Track List
00年代初頭に登場した"砂漠のブルース"のティナリウェンなど有名ですが、トゥアレグ族の中でギターを弾く女性グループは珍しいとのこと。テンデという女性が主役の伝統音楽を奏でる二人組"LES FILLES DE ILLIGHADAD"。テンデとは伝統ドラムの名前で水に浮かせたモルタル製の球体をぽこぽこ叩くサウンドがまた呪ミニマル。ニジェール中部の電気もない地域に砂漠の上でマイクを持っていって録音したようです。リクエストが多かったらしい2016年作の再発。さらに次作、"Eghass Malan"が評判になりアメリカツアーも。遠くの音楽、素敵ですね。静かにループ中。 (Shhhhh)
Track List
フランス植民地時代のニジェールの民衆が支配者側の軍隊の動きを嘲笑うために興ったという説もある、いわゆるレベル(反抗)なHauka。起源の諸説は置いておいて、この精霊たちへの賛美歌のような神聖な呪文、コール&レスポンス・チャント、執拗に叩かれるパーカッションが組み合わさる強烈なノンストップ・セッションの初の録音だそうです。演者のLINGO SEINIは父親からこの音楽を受け継ぎ、一弦アフリンカン・リュート、クンティギや瓢箪ドラムを息子たちが演奏しています。ニジェールの首都、ニアメーの郊外にてマイク一本での録音。西アフリカの現在の音を届けてくれるSAHEL SOUNDSによるこれも珍しい不思議な鎮静作用がある作品。 (Shhhhh)
Track List
西アフリカ〜サハラ地域の音楽を紹介するSAHEL SOUNDSによるアーカイブ発掘シリーズ。ニュートンでアルバム"ニジェールの電子音楽"も好評だったMAMMANE SANNIの未発表集。西アフリカのエレクトリック音楽のパイオニア的存在でニジェール/サハラの伝統音楽をオルガンで再構築。サハラの素朴なメロディと伝統音楽テンデ、ヲダベ族の声のポリフォニー、遊牧民の歌を電子化した結果のこのゆるふわ・サイケ・オルガンサウンドな訳です。湿度の関係か時代か、ポンチャクやアジアムード歌謡みたいなエキゾ感も絶妙。とはいえ絶えず悠久の優しさみたいなアフロ音楽のチルな心地良さが根底にただよっており浸れます。AWESOME TAPESから再発Hailu Mergiaの感動を思い出すし、妙なポップ感はフランシス・ベベイみたい。良いですなあ。 (Shhhhh)
Track List
チルサイド的デザートブルースなボーカルと声に、出所不明なフワフワシンセとポエトリー。アフロ・スピリチュアルジャズの珍盤の再発かと見間違う夢感あります。スウェーデン人の音楽考古学者Karl Jonas Winqvistがセネガルを訪れ現地のパーカショニスト、詩人、アーティストと交流したドキュメンタリー。帰国後もWhatsAppを使って音の交換をして創作した2020年代のワールド音楽ですね。Yaral Sa Doomとはセネガルのウォルフ語で教育を意味するとのこと。インテリジェンスと優しさが全体に漂うアンビエント的セネガル音楽。チルアウトにもぜひ。 (Shhhhh)
アフリカ・マリ13世紀当時の王、アブバカリ2世が目指した「大西洋横断」という大いなる野望の精神を引き継ぎ、レーベル主宰Christopher Kirkleyと写真家Maciek Pozogaのふたりによって壮大な妄想が具現化された、音楽と60ページのアートブックというアート作品。バマコの音楽家達の演奏による民族音楽のフィールドレコーディングとチープなリズムマシーンやアナログシンセを加えたDIYなローファイ・ダンスミュージックがめくるめくように架空のサウンドトラックのようにオルタナティヴに繰り広げられるユニーク&貴重なイマジナリーな作品。全22曲。ほぼLPサイズの60ページのアートブックも美しくかっこよく見応えたっぷり。このセットでこの値段は嬉しい。 (コンピューマ)
エチオピアの大先輩Hailu Mergiaにも通じるこのアシッドぬるま湯宇宙の湯加減は相当に危険です。トランス。聴くというより効く、そして、ハマるというより浸かるという感じでしょうか。元々の音源はメモリーカードで流通していたという恐るべきアナログ化リリース!!!西アフリカ・ニジェールの首都ニアメの路上アーチストHAMAによるシンセ&リズムマシーンによるDIY宇宙。サン・ラのサターン盤ばりのシルクスクリーン・ジャケット限定500枚。B1「Tarhanam」(sample2)でのひしゃげたリズムマシーンの音色にグッときまくります。全6曲。異色のアフリカ、大推薦盤。 (コンピューマ)
ユニーク渋い独自の視点でのアフリカ・サハラ砂漠地域の秘宝音源発掘カルトレーベルSAHEL SOUNDSからの新作。ハンドメイドカヴァー限定500枚。 (コンピューマ)
アフリカ。サハラ砂漠のカルト・ダンスミュージックを発掘・紹介してくれている信頼のSahel SoundsとMississippi Recoredsとの共同リイシュー。おそらくアフリカン・エレクトロニック・ミュージックのパイオニアとなる貴重な音源。西アフリカ伝統音楽のゆったりとした郷愁の旋律とグルーヴの電子オルガンによる演奏は、独自の揺れに揺れる脱力した摩訶不思議な天然のサイケデリック湯加減に存分に浸れます。全世界1000枚限定リイシュー。最初のインフォメーションから遅れに遅れてのやっとこさの待望の発売。全6曲。入荷いたしました!!! (コンピューマ)
SUBLIME FREQUENCIESの一連のサハラのギターシリーズで紹介されてきたニジェールののトゥアレグ・ギターシーン。カセットテープに変わって携帯電話でのMP3のやりとりで流通しているというサハラのローカル音楽シーンをコンパイルしたSAHEL SOUNDSからの名作コンピ「Music From Saharan Cellphones」に取り上げられ、7インチリリースされたり、BOOMKAT等のコンピにも収録されたMDOU MOCTAR。新作となるアルバムは、PURPLE RAINのオマージュ??MDOU MOCTAR自身の映画のサントラ!トレイラーでしかないよう伺えませんが映画も気になるー (サイトウ)
尚もNEWTONEでもロングヒットしている7inch、MDOU MOCTAR "Tahoultine"も収録されている、ある種カルト、灰汁こそが旨味であると教えられるサハラン・ミクスチャー超絶濃厚コンピレーション。サハラ砂漠周辺の謎の携帯電話ネットワークでやり取りされているという謎音源。ブレイクビーツ、エレクトロ、ダンスホール、そしてUSサウスヒップホップを混ぜ、一見形態的になぞらえているだけにも見えるのに、全く薄くなく、むしろトラウマとトキメキを植えつけていく怪盤。トラックリストから試聴オススメします。 (住友)
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従兄弟であるJules Diabatéのギターと一緒にsnsで自分達の演奏をアップして徐々に知名度を上げて、今サハラ(&西アフリカ)音楽を紹介するSahel Soundsからリリースまで漕ぎ着けたという彼女。バマコの自宅でのrecということで、その親密感とリラックス感も伝わるサハラ・デザート(砂漠)・アコースティック。砂漠アンビエントですね。ずっとリピート。 (Shhhhh)