VoilaaaやGutsはじめ多くの作品でもヴォーカリストとしてフィーチャリングされ自身たちのバンド Le Super Mojoとのアルバムも３作目となるPat Kalla。キューバのストリートペイントをもとにしたアートワーク。アフリカン、キューバ、カリビアンサウンに、マダガスカルとならび注目されてきたレユニオン島の音楽にもインスピレーションを得ているというアンサンブルも洗練。見開きスリーヴ。2LP。 (サイトウ)

MANU DIBANGOを産んだカメルーン出身のPAT KALLA率いるバンドLE SUPER MOJOのニューリリース。冒頭はヴィンテージなサウンドのサンプリングから、複雑なビートや旋回の構造、テクニカルで、マジカル、難解さを感じさせないくらいトロピカルで、ポジティヴな力を持ったサウンド。GUTSがHEAVENLY SWEETNESSと協力して展開するPURA VIDA SOUNDSからのアルバムです。 (サイトウ)

ドラミングとギターカッティング、チープクラシカルなアナログシンセのユニークな音色、何と言ってもPAT KALLAのくすぐるようなヴォーカル、あらゆる要素が絶妙に合致したアフロカリビアンディスコチューン「Canette」(sample1)。無秩序ポリリズミカルなアフロファンクグルーヴをうねらせたAメロから、4/4ディスコなサビへ移行する「Requiem」(sample2)。絶妙！ (Akie)

洗練エレクトロニックなマッコーサ・ディスコ軽快ライト・グルーヴィンなA1「African Disco」（sample2）、マッコーサ・アフロファンク・ディスコのB2「Le peuple」、D1「Madiba」、カリビアン・ハイライフ・ディスコのA2「Ballade de nuit」(sample2）B1「Ça va aller」も最高にトロピカル心地いい。もちろん先行シングルEPでも好評だったC1「Lady Angola」(sample3）、フレンチ・カリビアン・スカ・ディスコのC3「Laissez-moi danser」も郷愁トロピカル最高です。全12曲、トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)