USのARBOR等からのリリースで知られる当店でも人気のOUTERSPACEとのスプリット作でもおなじみのRAGKANIことJoseph Raglaniの名門EDITIONS MEGOからの待望のファースト・リリース。しかもLP＋おまけで7inchも付いてます。そして、この7inchそれぞれの「The Exploded View 05:14」「Trampoline Dream 05:02」の2トラックがダンスミュージック仕様とも感じ取れるアナログ電子音楽グルーヴの絶品となっているのが嬉しいかぎり。アルバム本体は、(Tongue, Men for Wire, Brutality of the Eye, March)という4つの章にわかれたA面「Fog of Interruption 20:23」(Ferry Across Marginalia, Hollis Albion, Mild Power Descending, Fireflies of Arcadia)という４つの章にわかれた「Terrain of Antiquity 22:28」も移りゆく電子音楽の風景がめくるめく濃厚宇宙で最高。ジャーマン・エレクトロニクスからブルース・ハークにレイモンド・スコットら、ユーモア冒険電子音楽のオールドスクールと現在を繋ぐ夢エレクトロニクス。マスタリングとアナログ・カットはRashad Becker.ジャケットもかっこいい。名盤ですね。 (コンピューマ)

RAGKANIことJoseph Raglaniが、Moog Minimoog, Doepfer A-100system, Sequential Circuits Pro One,などなどアナログ・シンセ機器を駆使して、ほぼ自室で作り出した、いなたくも不器用ながら、ぶっといアナログ感覚の暖かみといなたさが伝わりまくる電子音楽の音風景。トラックによってはニューエイジ的な世界観も感じられる。2004-2010年までの少量のみでリリースされていたカセットやCDR、そして未発表の御源などを全9トラックに厳選しセレクトし２枚のアナログ盤にまとめたリリース。マスタリングはGreg Davis。パスカルを彷彿させてくれるジャケットからも世界観が伝わってくる。 (コンピューマ)