ライプツィヒのレコード屋「KANN」の新作アクトは、同じこの街で10年以上運営されているレーベル〈Moon Harbour〉ファミリーの一員のSVEN TASNADIが初登場。柔らかく繊細なループ・プロダクションに、粒のキメ細かなハイハットに加えてラヴリーな音色のシンセが螺旋を描いて上昇するハッピー・テックハウスA1”Sweet Childhood”(sample1)で始まる。こちらを〈KANN〉のメイン・マン、MAP.ACHEが低くバウンスするボトムとアルペジオで引き込んで、プログレッシヴなシンセワークにチェイスしトランシーに仕上げたリミックス(sample3)を提供。じっくりとヤマ場をメイクするような気合充分な感じがひしと伝わります。その他、オリジナルの”Smoking Vulcanos”(sample2)もA1と同様に、細部まで音色をこだわり抜いたような陶酔感のあるブレイン・マッサージが覚醒へと導くメロディアスなテックハウス！ストーリーやフィールド豊かなプレイスタイルの人に是非オススメです。

MOON HARBOURサブレーベルCARGO EDITIONをはじめ、LIEBE*DETAIL、SMALLVILLE等からもリリースしている才能SVEN TASNADIが久々の新作！これまでの印象よりも明るく、よりフロアライクに変化したようなクラシカルでポジティヴな高揚感に溢れたトラックはちょっと新鮮！盟友JUNO6によるフィルターを駆使したリミックスも収録。モダン・ハウス推薦盤！ (カイハラ)

新レーベルPOLYMORPHの第1弾に、CARGO EDITIONからの大名作「El Fuego De Dentro」以降も、様々なレーベルからリリースを重ね、どれもバッチリな奇才SVEN TASNADI登場！無駄を省いたシンプルなトラックの立体的な鳴りは流石の一言。オリエンタルなフレーズやファニーなトビが効いたコミカルなA面に、パーカッションの絡みと展開もツボ突かれまくりのバウンシー・トラックB面、これまでの彼より全体的に少し明るめで跳ね感のある仕上がりはちょっと意外ですが、やっぱり最高です。乳白色の半透明ヴァイナル、限定プレス。もっとリリースして欲しい一人です。推薦盤！！！ (カイハラ)

JUNO 6との共作もお馴染み、リリースペースも上がっているSVEN TASNADIがPOKER FLATに初登場。ブレイクでトランペットも登場、哀愁漂うメロディーを奏でる「ハバネロ」。そのペット抜きのディープ・テックハウスB1、少々のデトロイト風味でじっくりと展開する別トラック「Piri， Piri」、計3作。RADIO SLAVEもSVENの大ファンだそうで、今回も大絶賛してます。 (カイハラ)