名門Permanent Vacationならではのミッドテンポの耽美ロマンチックなインディーロック・フォーキーなバレアリック・ニューディスコ叙情がオリジナリティ溢れる世界観の中で展開される。B1「Domino」(sample1)、B2「Life in Renoir」の個性が輝く。全4トラック。 (コンピューマ)

世界的な流行となった70年代のディスコサウンドに対し台頭してきた、ジョルジオ・モロダーが発明したシンセサイザーとドラムマシーンを使用して作られた機械的なディスコミュージック「ミュンヘン・ディスコ」のDNAが継承された、享楽性と文化的エンターテインメントを持ち合わせた今日のミュンヘン・ニューディスコの根城となった＜PERMANENT VACATION＞のヘッド・TBが制作した、あらゆる趣向を内包したセンテンスで綴るロマンチズムの世界へようこそ！イタロディスコやシンセポップ、ニューウェイヴからカリビアンな色味も含み併せたカラフルでポップなダンスから、耽美でダークなチルトラックまで、全９曲で構成されたミニアルバム的内容。

ジャーマンテクノの古参・MIJK VAN DIJKとMARCOS LÓPEZによるユニット・MARMIONのTBリミックスも収録された、昨年のシングル”Night Heat”からのリミキシーズ・カット！オリジナルの持ち味、いかにもミュンヘンぽいヒプノティックなメロディーラインをのこして、連弾ピアノとアシッド303の双翼でピークを描いた、＜RUNNING BACK＞のボス・GERD JANSONらしいリミックス”Night Heat (Gerd Janson Remix)”(sample1)、MULTI CULTIやWOLF MULLER周辺とのリンクも興味深いSASCHA FUNKEの、シンセを弾きなおしイメージチェンジさせたバレアリックなエレクトロミックス”Would? (Sascha Funke Remix)”(sample2)もグッド！