Tag: Acoustic
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Piers Faccini, Ballaké Sissoko
Our Calling
No Format
- Cat No.: NØF.65 LP
- 2025-03-25
西アフリカはマリのコラ奏者バラケ・シソコとイタリア / イギリスにルーツを持つピアーズ・ファッチーニによるデュオ・伝統弦楽器コラとアコースティック・ギターの音がひたすら心地よい逸品。パリ拠点のNo Formatより。
"風に運ばれる種と季節の変わり目に西アフリカとヨーロッパを往復する鳥の旅"、がコンセプト。全編にわたってコラのミニマルでアンビエントな響きフィーチャしており、ワールド / トラディショナル、マリ音楽の土臭さをうまい具合に抜き、ボーカルも抑えめの絶妙なバランス。コラの癒しと魔術サウンド♾️モダン・アコースティック・ギター作ともいえます。
チェロ奏者ヴァンサン・セガール、伝統楽器ウゴニ奏者バディエ・トゥンカラ参加。春のご自宅のチルアウトに。 (Shhhhh)
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Lucas Santtana
O Paraíso
NO FORMAT
- Cat No.: NOF.56 LP
- 2024-05-15
バイーヤ生まれでなんとトン・ゼーの甥っ子、ジルベルト・ジルのフルート奏者でもあったトロピカリズモの末裔、ルーカス・サンタナの2023年作、今作も静かに聴き続けれそう。MPB /フランスのFlavia Coelho参加。
前作のアコースティック路線から、バイーア出身の血かカエターノ直系とも言える東北部のリズムをフィーチャしているフロア向けな曲も。O Paraíso(楽園)の再定義をテーマに、架空の楽園を夢見る詩人による10曲。レノン/マッカートニーの"The Fool On The Hill"(sample3)のカバーはカエターノの86年作のオマージュか。大先輩のJorge Benの74年作"Errare Humanum Est"カバーなど。前作でも垣間見ることができたボッサやMPBをまんまカバーするのではなく、どこか折衷的に解釈して陰陽あるグッドミュージックに仕立てながら、全編にノスタルジックな雰囲気を漂わせる、どこかMOCKYを思い出します。ラウンジなんかでほっこりPLAYしてみてください。OUMOU SANGAREやBallaké Sissokoらのアフロ・レジェンドたちを今に紹介するパリのNO FORMATより。来日の噂も! (Shhhhh)
Track List
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2023年、Kyotophonie Festival来日した際にホテルの一室でアコスティック・ギターと共に作られたという本作。これまで、ご本人はアコースティック・アルバムを作ることは拒んでいたようで、コロナ禍前に作られた"Un Autre Blanc"でラスト作と言われてましたね。そんな心境の変化はどこからかはわからないですが、ついに作られたギターと声のみで構成された逸品。チルアウトなんていうと軽いかもですが、キャリア45年以上の年輪から昇華されたアフロ・アコースティック・サウンドの最高峰。フェラ・クティのラストアルバムを思い出す。アフロ・ビーツ、Nyege Nyege Tapesの源流の一つですね。
往年の名曲から新録まで。バック・コーラスでJulia Sarr参加が熱い。パリ拠点のNo Formatのプロダクションもオーラ増してますね。 (Shhhhh)