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Barrio Lindo
Espuma De Mar
Shika Shika Collective
- Cat No.: ShSh050
- 2024-09-25
YU SUのデビュー作から中国やシンガポールのアーティストまで網羅するレーベル、bié Records。Bandcampを覗くとまだ見知らぬアジア発エクスペリメンタル、アンビエント良作が並んでいます。アジア勢だけでなく、Modern Loveからリリースの人気女性作家ともコラボする女性打楽器奏者Valentina Magalettiのソロ作のリリースにセンスを感じます。他にもKing Gongの名前も(!)。
今作はそんなbié RecordsとSHIKA SHIKAの音源をお互いリミックスし合うというコラボレーション。El BuhoとBarrio Lindoはもちろん、DJ RaffにVoodoohopのNUMAGAMAが参加。時折入るオリエンタルな旋律も心地よく、この辺が南米のマイナーコード哀愁と妙に相性いいなという発見です。全編ミッドテンポのオーガニック・ダンス集となっておりますその中でもやっぱりEL BUHOいいですね(sample2)。アジアエレクトロニックの新たな流れの予感も!!!!
※入荷時よりジャケット上部に若干の背割れがございます。恐れ入りますが、予めご了承願います。 (Shhhhh)
Track List
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エレクトリック・フォルクローレの代表レーベルShika Shikaをエル・ブオとともに引っ張ってきたバリオ・リンドの最新作は2019年の日本ツアー中にインスピレーションが降り、そしてコロナ禍真っ只中の2020年初頭に友人たちとスタジオに入りセッションを重ね練り上げた結晶。SHIKA SHIKAからもアルバムを出しているパーカッショニスト、CHANCHA VIA CIRCUITOのバンドにも参加のFederico Estévezが参加。今作はTru ThoughtsのHidden OrchestraとMark ErnestusのNdagga Rhythm Forceに影響されたとのことで、フォルクローレ/ダンス・ミュージック/セッションの間を揺蕩います。底にはアルゼチンとしか言いようのない暗く色気のある情感が滲み漂いながらも、やはりダンスミュージック畑ならではの静かな低音が時折顔を出し、乾いたスペイン語圏の情感とこの横たわるダンスシーケンスはバレアリックとしても聴けますね。サントラのようでもあり聴く度に印象が変わる不思議な作品、じわじわと素晴らしい。中毒性ありリピート中。180gカラーバイナル。日本盤風の帯付き。フロアユースではないですがリスニングでじっくり聴き込みたいです。このバンドセットでも来日して欲しいですね。 (Shhhhh)