2010年のリリース以降、音沙汰のなかったONUR OZERの久々の単独シングルですが、その奇才っぷりは健在。不思議な音色を浮かべ、手数の多いクリックやグリッチを張り巡らせ、時折現れるフィメール・スポークン・ワードでアクセントをメイクするタイトル・トラック”Karadae”、ズルリとディープ・ゾーンへ引き込まれそうになるアブストラクトなローボトムが迫力の、ちょっぴりスウィンギンなミニマルハウス”By All Means”のカップリング！

細かく動き回るチョッパー・ベースをチョップしたクリッキーでコミカルなマイクロ・ハウスっぽい”Somewhere Out There”(sample1)がいい感じ！そして、これまでのディープ路線だけではなく果敢に攻め入るブロークン・アシッドグルーヴな”Eleos”(sample2)や”Hidden Projections”(sample3)を収録しているBサイドは、ポスト・ベースミュージックやレイヴ・リヴァイバルあたりの音源とも相性バッチリなので、こちらも是非チェックしてみて下さい！