細かく動き回るチョッパー・ベースをチョップしたクリッキーでコミカルなマイクロ・ハウスっぽい”Somewhere Out There”(sample1)がいい感じ！そして、これまでのディープ路線だけではなく果敢に攻め入るブロークン・アシッドグルーヴな”Eleos”(sample2)や”Hidden Projections”(sample3)を収録しているBサイドは、ポスト・ベースミュージックやレイヴ・リヴァイバルあたりの音源とも相性バッチリなので、こちらも是非チェックしてみて下さい！

前作、〈BLOOMING SOUL〉からのシングルが瞬く間にソールドアウトになった、スロヴェニアン新鋭VID PAPEZが初登場！瑞々しくやわらかなシンセの波間をに泳ぐような” The Daytripper”(sample1)、耽美的なピアノの調べを纏いじわじわと琴線に触れこむビューティフル・テックな”Reminiscene”(sample2)のＡサイド、安定の磁場を生むクオリティー。やや歪んだリフを変化させながらストイックに潜り込むようなミニマル・テクノのBサイド”Lapsed”(sample3)も強力です。

＜WHITE＞のEDWARDや、＜Mule Electronic＞のサンプラーにも参加していた南アフリカのディープハウサーINFECTED SOULらがリリースしてきた、フランスの＜Blooming Soul＞からスロヴェニアの若手VID VAIことVID PAPEZによる、情景と音色豊かな良作ディープハウスがリリース。しっとりしつつグルーヴを外さないA1のオリジナル"Violet Within"(sample1)を、昨年＜Tartelet＞からデヴュー済みのヤングカマーUFFEがリミックスしたA2(sample2)もいい感じ！ノリのいいビートで引っ張ってからラフなピアノがスウィングするいい展開に踊らされます。B1"Procrastinate"(sample3)も申し分ありません！