長めのブレイクを取り入れた「Big Mouse In Miami」は超ドープ＆ディープ。SIDE Bの「Dawing Voice」は変調させたヴォイス・サンプルがヤバすぎ。ロング・トリッピー・ディープ・ミニマル！

これまではデジタル・リリースが殆どだった様子の初見のアーティストSUEDMILCHが曲者レーベルHI FREAKSからリリース。A面のタイトル曲もクールなダブ・テックでクオリティ高いんですが、PHILPOTのTIM TOHがkeyで参加しているB面「floating nights」がダビーで硬めのビートとTIM TOHのムーディーなメロディーやエキゾなウワ音の空間的なアレンジが冴えた個性的なトラックで耳を惹きました。とってもオススメです。超ロングセラー！ (カイハラ)

FUMAKILLA、FUMALABとリリースしたLARSSONが、久々に、古巣にしてマニアックな支持を集めるHI FREAKSから新作。全体的にはやはり以前よりもハウシーにシフトした仕上がりなんですが、フィルター使いで抑揚をつけたり、トリッキーな小技もいいパーカッシヴな「Get Down」はじめ、そこまでの派手さは無いけどジワッと効く、ユニークなコダワリが見え隠れする3トラックは流石。 (カイハラ)

クセの強いリリースが多いHI FREAKSでも異彩を放っていた前作から久々に登場。B面の「Sportschleife」はPAMPAのカタログ1番に近いファンタジックなんだけどどこか歪んだ世界を演出するメロディーが独特で面白い。スローピッチながら展開とトビを加えたリミックスも◎。 (カイハラ)

「Sympathetic」が超ロングラン・ヒット中のPIEMONTがHI FREAKS初登場。コミカルなヴォイス・サンプルのカットアップも冴えたカラフル・バウンシー・テック・サウンド。リズミカルな跳ねたビートが相当にグルーヴィー。抑え気味なDAVID KENOリミックスのツールっぷりもお見事。