STATIC DISCOSを拠点に活動するメキシコ人プロデューサーRUBEN TAMAYOことFAXのEP。このレーベルらしいエレクトロニカを通過した繊細なサマー・テックハウスのオリジナル群もバッチリなのですが、何と言っても、トランシーなミニマル・ダブハウスに仕立てたDEADBEATリミックスがやっぱり素晴らしい！！！

SOUVENIR、MINIMOOD、WARE等々のリリースで知られる、個人的に大ファンのZIGGY KINDERがLEVELからリリース。ここでもその独特の浮遊感あるメロディーや空間性は本領発揮。繊細なリリースの目立つレーベル・カラーにもフィットしつつ、その世界観を見事に表現するディープな4トラック入り。またしても傑作です。 (カイハラ)

独デュセルドルフのStefan Schwanderによるソロ・プロジェクトANTONELLI ELECTR、自身のスタジオでのラップトップ使用を止め、全てアナログ機材を使用。敢えて時代と逆行するベクトルを選び、自身のアート・フォームを先鋭化。繊細な音処理、質感へのこだわりが感じられるアナログ・ミニマル/テックハウス。WORKSHOPの仕掛け人LOWTECもそんなANTONELLI ELECTRに答えて、美しいリミックスを披露。 (中村)

ディストリビューター倒産でその後の動向が気になっていたレーベルの一つLEVEL RECORDSが再始動。その一発目はSTATIC DISCOSを拠点に活動するメキシコ人プロデューサーRUBEN TAMAYOことFAXのニュー・シングル。このレーベルらしいエレクトロニカを通過した繊細なサマー・テックハウスのオリジナル群もバッチリなのですが何と言っても色気のあるミニマル・ダブハウスに仕立てたDEADBEATリミックスがやっぱり素晴らしい出来ばえ。

ドイツの知性派LEVEL RECORDSから、レーベル10作品目を記念した連作コンピEPシリーズ。MARCIN CZUBALA(MOBILEE)、モスクワのbVoice und kHz、そしてお馴染みANDRES LIAR(AUDIO.NL)参加の1/3。低いグルーヴで疾走するMARTIN CZUBALAはメランコリックでトリップ感のあるメロディーとの展開もいい感じ。凛とした空気のエレクトロニック・ダブ・ミニマルのANDRES LIARはディ?プ。エレクトロニカ・フィールドにもアピールしそう。流石レーベルも気合入ってるんでしょう、かなりの好内容です！ (カイハラ)