〈Interscope Records〉からデジタルでデビュー・アルバム『The Jungle Is The Only Way Out』('19)をリリース後に出産を経験し、日常生活のシンプルな物語、自然に関連する多くのメタファー、メランコリックな色合い、システム/政府への批判など、母親になったことで広がった視野とインスピレーションを反映させたという本作。アラバマ出身でフォーク/カントリーミュージックにルーツを持ちながら、アトランタのアンダーグラウンドなシーンでパフォーマンスを磨き、独学で習得したというAbletonで自身でトラック・メイキングもしているマルチな才能。オーガニックでメランコリックなミッド・ナンバーからレゲトン、アフリカンなビート、ベッドルームからフロアまで、様々なシーンにフィットする全13トラック。少しErykah Baduに似た歌声に惹かれます。 (AYAM)

前作に続きToro Y MoiやOf Montreal、kKishi Bashoなども手掛けるプロデューサーDrew Vandenbergのもと、今作では全編にTrey Pollardアレンジによるオーケストラをフィーチャリング。既発曲のオーケストラ・アレンジと、新曲で構成されていて、ヴァン・ダイク・パークスとかスフィアン・スティーブンスのレベルかと思ってしまうリッチなアレンジ、映画音楽の世界、イマジナリーなミュージカルのような世界が展開されています。サイケデリックなまでにファンタジーな世界。弦楽器に囲まれた前世紀の令嬢のようなコスプレも謎。こんなキャラではなかったはず。。天才の片鱗。 (サイトウ)

15才でアルバムを自主リリース、同アトランタのラッパーFATHERのレーベル〈AWFUL RECORDS〉からリリースした2017年のアルバムに続いて、新作アルバム「Atlanta Millionaires Club」を〈SECRETLY CANADIAN〉からリリース(2019)。FATHERをフィーチャリングした「Flowers」や、シンクロナイズド・スイマー、フラダンサーをフィーチャリングした「Room Temperature」の映像は自ら監督してるとのこと。ユニーク。ダウンロードコード付き、ノーマルエディション。推薦。 (サイトウ)

BLACK VINYL. (Opaque Blue Vinylは入手不可です) (サイトウ)

「Atlanta Millionaires Club」の2年前なので10代で、この音でドープラッパーFATHERのレーベル〈AWFUL RECORDS〉のレーベルからという異色なオフィシャル1STアルバム。ペダル・スティール、カントリー、ブルーグラスやフォーク的なアプローチながら、今の音らしい魅力、才気が溢れてます。ワイトとダークブルーのスプラッターのカラーバイナル、ダウンロードコード付き。 (サイトウ)

MOCKYの来日ツアーへのキーボディストとしての同行で知られるようになり、VULFPECKへの参加やソロ作品の素晴らしさで愛されてきたJOEY DOSIKの1STソロ・アルバム、2018年の「Inside Voice」のアナログ・ストックできました。カーティス・メイフィールドやマービン・ゲイたちの70sニューソウルのエッセンスを受け継ぐようなブルーアイド・ソウル。MockyやMiguel Atwood-Fergusonも参加、西海岸の素晴らしいミュージシャンコネクションの中で産まれたグッド・ミュージック。 (サイトウ)