70年代のボッテガ・デッラルテでの活動を皮切りに活躍した音楽家、80年代には渡仏して作曲家として活躍、大貫妙子、原田知世による日本語カバー「彼と彼女のソネット」等の作者として知られ映画音楽なども手掛けた巨人ロマーノ・ムスマッラ、アンディーウォホールとの仕事でも知られるClaudio Gizziのデュオ、このアルバムでも使用されている伝説のシンセサイザーMCS 70の設計者マリオ・マギーも関わったコンセプト・アルバム「Automat」。プログレ、シンセサイザーミュージック・ファン、の間で神格化され、DJにも愛されてきた真のマスターピース。 (サイトウ)

4人目のYMO、YELLOW MAGIC ORCHETRAのモジュラーシンセのマニュピレーターとしても知られる日本のシンセサイザーミュージックのパイオニア松武秀樹のプロジェクトLOGIC SYSTEM。数々のDJにもプレイされてきた「Unit」のTEMPO DISCHIによるエディットと、DJ HARVEYのクラシックスとしても知られ、HARVEYたちがリミックスも手掛けた「Clash」の両曲に加えてレアなイタロ・ディスコ・バージョンを収録！ (サイトウ)

STEEL MIND、AUTOMATに続き発掘されたオブスキュアイタロ”CONTACT MUSIC”の唯一作品「Keep On Dance」が約40年近い時を経てリイシュー！パーカッション、アコースティック、エレクトロニックドラム（Linn、Oberheim、Simmons）を使用し、ANTONIO CUCARO自身で録音したシーケンスをまとめたトラック。メンバーのDJの手が加えられたことで、その癖の強い男女ヴォーカルに帯びるカットアップ/コラージュ感覚。 (Akie)

80sイタロの復刻目的に設立された〈TEMPO DISCHI〉初の着手となるのは２作品のみ世に残したカルトグループSTEEL MIND！サイエンスなSEを飛散しながら、スローなテンポで進行する「BOSS MAN」(sample1)はクラウトロック影響下のスペーストリップ。カップリングの「Lionel」(sample2)も同様、それ以上に危険。切れ切れに跳ねるベースアルペジオと煌きのシンセが耳が離れないキラーイタロ。そして未発表トラック「Summer in the city」 (sample3)、いなたーいメロディラインに80年代ディスコのボトム、なにより純真な歌声には掴まれる。 (Akie)