＜RHYTHM SECTION INTERNATIONAL＞に代表されるロンドン市南部エリア、ペッカム〜サウス・イースト地区からうまれるクロスオーヴァーなシーンからのニューフェイス、＜SUMA SOUND＞や＜LEMON LOUNGE＞といった若手コミュニティーともコミットしているOLIVER MALINによるソロプロジェクト・ROMAAL KULTANの12インチ処女作！ヒップなブロークン、バラエティに富んだリズム群のキレのいいスウィッチングにニューエイジ感覚とフロア・フレンドリーなシンセワークが光る冒頭”Isit”(sample1)、DOMUあたりの才能もチラつかせるようなウォンキーなシンセベースのディープハウス”New Levels”(sample2)、当時のTEK ９あたりも想起させるジャングル〜ドラムンベースを33回転ぐらいにしたブレイクビーツ捌きが絶品の”Turnin feat. Lightfoot”(sample3)もお薦め！

〈FIVE EASY PIECES〉のREGINALD OMAS MAMODE IVや、〈ALBERT’S FAVOURITES〉のHECTOR PLIMMERの作品への参加で注目されている、ポエトリー詩人でありドローイング画家としての活動もこなすマルチなフィメール・ヴォーカリスト・AND IS PHI a.k.a. ANDREA PHILLIPSをフィーチャーした”Mars feat. AND IS PHI"(sample1)、メイデン・ヴォヤージを彷彿とさせるブロークン・ジャズ”On Telegraph Hill”(sample2)あたりはFOOTSHOOTERの骨頂を感じさせる素晴らしいトラック！BONOBOもプレイしているとのことです。ラストを飾るブリスフルなダウンテンポ”Our Love”(sample3)もいい感じ、全６トラックを収録です。