- 12inch
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Kjofol
Bruit Distinct
Ygrok Plastinka
- Cat No.: YGROK003
- 2015-02-26
第1弾もDJ諸氏に好評でしたがこちらは更にほどけた印象、オーケストラルなリヴァーブの効いたトライバル・ドラムとベースラインも備えた眩いアーク状のストリングスをパワフルに放射するAサイド、スプリング・ディレイのアタックをミニマルに聴かせつつナチュラルなフィーディング・ドローンと歯切れのいいリズムでフロアを包み込むようなBサイド、これはどこの土地に根ざすハウスなのか?素性も気になりますが、それとはうらはらに身体が反応してしまうユースフルな仕上がりとなっています。
UK〈APPAREL MISIC〉やRYAN DAVISの〈KLANGWELT〉などからリリースを重ねた、ベルリン在住のフレンチ・プロデューサーKJOFOLが久々となるリリース!多層的なグリッジのレイヤー・コラージュが動き回りながらも、どこか品のあるトーンの中高域のフローティングなシンセで引っぱって、グルーヴを途切らせないトリッキーなAサイド”Chemin Des Crêtes”と、ファット・ダビーなベースラインにのって、パキッと鳴るクラップやカオティックに入り混じるS.E.が交錯し、何度目かのブレイク以降、ボトムの印象を挿げ替えてグルーブをグラデーションさせたような沼系エクスペリメンタルなミニマルに仕上がっているBサイドの”Premature”の2トラック。異空間へ導きつつもいいテンションをキープしていてオススメです!
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緊迫した空気をキープするメロディー・インストゥルメンツとオクターヴの下を這う低音、芸術的な微粒電子音を操りつつしっかり躍らせる展開力も併せもったB1”Caractere Numineux”(sample1)、うっすらとアルペジオに変換されたパイプオルガンとファンキーに跳ねたグリッヂ、モジュレーションを通したカットアップ・ヴォイスがあやしく囁くビートレスなA2”Aisthesis”(sample2)あたりがいい感じにキテます。また、ジョン・ケージがデュシャンの為に書いたプリペアード・ピアノのような舞踏の間合いで揺らぐ前半から、巧みにドラムを切り合わせて立ち上がっていくタイトル・トラックのA1”Bruit Distinct”(sample3)を含む、全4トラック。