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Chant De Recrutement

  • Cat No: LSL-19CD
  • 2019-05-16

ベルギー仏語圏シンガーソングライター、アントワンヌ・ロワイエ。

アコースティック・ギターとメランコリックなボーカルのほの暗いSSW。ですが、ドラムではなくマグレブ音楽で用いられるベンディールやインドのタブラが使われたり、ハーモニウムがまるでアコーディオンのように奏でられ、ボーカルもブリティッシュ・フォークや仏のサラヴァ諸作のような佇まいからラジャスタンの歌唱方を行ったり来たりとトリップしつつ、チューブラーベルの教会の鐘の音にまた我に返る。ピアノとボーカルだけの曲も完全に世界観をものにしてます。曲もバッハから、ベルギーのトラッドをアレンジしたり、ポール・エリュアールの詩に曲をつけたりと、まさにコンテンポラリーなセンスと才能を兼ね備えた現代の吟遊詩人が発掘されたといえます。欧州トラッド・フォークやアルゼンチン諸作を乗り越えた新しい形のシンガー・ソングライターです。PVもヴィンセント・ムーンが撮影していたりとこの辺りのコミュニティも面白そう。 (Shhhhh)

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