60'sソウルのような生演奏をしたがえ、ビリー・ホリディのようなハスキーな歌唱で瞬く間にスターダムに伸し上がった、イギリスの女性ソウル・シンガーAMY WINEHOUSEの'07年のヒット曲”Tears Dry On Their Own”。いまだに正式な死因は発表されておらず謎に包まれた突然の死の'11年の遺作のレゲエ・ソウル”Our Day Will Come”もいまだに色褪せませんが、奇しくも同年に亡くなったASHFORD & SIMPSONの片割れ・ニコラス・アシュフォードがプロデュースを努めた、マーヴィン・ゲイ＆タミー・テレルによる黄金のヒット曲”Ain’t No Mountain High Enough”をサンプリングしたオリジナル”Tears Dry On Their Own”もホントに素晴らしい楽曲です。

モータウンに代表される古き良き時代のレトロなソウル感覚とヒップホップやレゲエ・スカなどの現代のビート感覚の見事な融合。もちろん主役は彼女の圧倒的な声と存在。プロデュースはMark Ronson. アルバムに唯一ゲスト参加のGHOSTFACE KILLAHも男節の見事な仕事。彼女の今後をもっともっと聞きたかった方も多いはず。心よりご冥福をお祈りいたします。sample3のみ2曲。 (コンピューマ)

伝説となったAMY WINEHOUSEが自慢のハスキーボイスを駆使してTOOTS & MAYTALIS、SPECIALS、SAM COOKE、The Skatalitesの代表曲をカヴァーした4曲入りシングル！確実に美味しい原曲と美味しいカヴァー！一粒で二度美味しい一枚。 (ヤスシ)

2011年7月、報道ではアルコールの過剰摂取による衝撃的な死を遂げたAMY WINEHOUSEの未発表音源にして遺作をストックしました。録音時期は2002年、19歳の時から2011年に録音され、話題となっていたTony Bennettとのデュエットまでを収録。「Our Day Will Come」、「A Song For You」から、「イパネマの娘」などのジャズ、ソウル、ボサノバなどのカヴァーを中心に、でも丁寧さや形なんかには捕らわれず、自分なりの解釈で時には粗く、気持ちのままに歌い上げるAMY WINEHOUSEの個性一色に染め上げられた充実の内容。この貫禄、この雰囲気、やっぱり彼女だけのものだと痛感させられる素晴らしいアルバムです。これだけの才能がこのアルバムを含むたった3枚のアルバム・リリースだけという早すぎる死。もっと色んな作品を聴いてみたかった。プロデュースにはSalaam Remiはもちろん、Mark Ronsonも参加。180g重量盤でのリリースも嬉しいところ。 (土橋)

Love Is A Losing Game (Kardinal Beats Mix)、Love Is A Losing Game (Moody Boyz Vocal Mix)、Tears Dry On Their Own (Al Usher Remix)、Tears Dry On Theie Own ( Alix Alvarez Sole Channel Mix)、Valerie (Andy Cato Pack Up & Dance Remix)、 Valerie (Count Of Monte Cristal & Sinden Remix) 、Rehab (Soulcast Remix)となっております。 (コンピューマ)