匿名DSのリエディット・シリーズ。「When the Going is Smooth & Good」のシンセサイザー、リズムマシーンでアフリカン・ビート傑作を使ったB-SIDEがナイス！ (サイトウ)

出身地であるコンゴ、ウガンダやナイロビなどで広く活動した東アフリカを代表する人気シンガー・SAMBA MAPABGALAが、盟友のLES KINOISと決別した'81年に結成した自身のバンド・ORCHESTRE VIRUNGAのファーストアルバム「It's Disco Time With Samba Mapangala & Orch. Virunga」に収録されているリンガラ・ヒット”Malako Disko”は後半TB-303が登場する展開！カップリングは、＜SOUNDWAY＞の監修したコンピレーションにも３曲収録されているケニアの秘宝・THE LULUS BANDの'77年のシングル”Ngwendeire Guita”を4/4化したBサイド。

近年、DJ KENSEIや茶澤音學館クルーのサポートで来日の機会も多く身近な存在となった、シカゴの敏腕DJ・SADAR BAHARのパーティー「SOUL IN THE HOLE」発のミックスCDに収録されただけでなく、MOODYMANNも時折プレイしてきた、PATRICK ADAMSファミリーのPHREEKのメンバーであったフィメール・シンガー・VENUS DODSONの79年のキラーディスコ”Shining”をリエディット！けっこう好きな曲だったのでどうかしらと思いましたが、フックとなるサビのややしつこい繰り返しのところをシンプルに抑えて、ディレイ＆フィルターで巧くまとめた好エディットに仕上がっていてオススメです！そしていくつものリエディットが存在するであろうESGの代表曲”Moody”のこのリエディット・バージョンも、中盤のパーカッシヴなジャム・パートを挟んでノリ心地も最高なカップリング限定100枚プレスとのことでお早めにどうぞ。

プログレッシヴ・ハウス・レーベルとしてはかなりの老舗、一時期は日本でも頻繁に見かけたOVERDRIVEから、多彩な男DSことDANIEL STEINBERGがリリース。エレクトリックにダーク&トライバルな雰囲気を醸すディープ・トラック。限定500枚のピクチャー・ヴァイナルも切れたようで、ラベル黒一色、通常のブラックヴァイナルでの入荷です。 (カイハラ)