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Ep-4
Lingua Franca-1
WRWTFWW
- Cat No.: WRWTFWW032
- 2018-11-17
先日遂に還ってきた京都公演「5.21」では、開場から開演までの1時間で瞬殺ソールド・アウトだったという12inch。'80年当時、三条にあったディスコ「クラブ・モダーン」の常連が集まった、主客が入り混じるようなダンス性を打ち出したバンドの先駆的存在であり、のちにニューウェーブ〜コールドファンクとの位置づけされ、それまでのライヴハウスの枠を飛び越え、アンダーグラウンドな支持を集めていた。様々に形態を変化させたミュータント的活動、幾つものバンドのプロデュースや、イベント企画会社スマッシュ・ウェストの前身となったという”スタック・オリエンテーション”を立ち上げるetc.その多岐に渡る確信的なアクティヴィティーは、突然消息を途絶える。そしてオリジナル・メンバーの死を経て去年、我々の前に姿を現した佐藤薫によってライヴ活動などの再開が発表され、その実験的かつ想念の裏を紐解くようなポスト・クラシカル・ノイズを奏でる「UNIT-3」 は、MOEBIUS、WIRE、Zs等との共演にて返り咲き、東京の地下レーベル〈BLACK SMOKER〉からアルバムをリリースし、いよいよ本格的に復活を果たしたEP-4。そして。。。
坂本龍一をゲストに迎えた事もある京都のカルトバンド、佐藤薫率いるEP-4がコロンビアからリリースした問題作「昭和大赦 Lingua Franca-1」からDOM THOMASがセレクト。アナログ・リリース。NO WAVEにもつうじるコールド・ファンク。 (サイトウ)
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オリジナルは〈日本コロムビア〉から1983年5月21日にリリース、当初のタイトル「昭和崩御」が不敬に当たるとして発売延期、ゲリラ宣伝などの紆余曲折がありながら発表され、今尚国内外問わず多くのリスナーに求められている1枚。今回は高田みどりや福居良の再発も手がけた〈WRWTFWW〉から初のヴァイナル復刻。無機質な電子音・エフェクトが介入しながらも、突き上げるファンクグルーヴと混沌としたヴォイスは至極肉体的。エクスペリメンタル、プログレッシブなど様々に形容されますが、日本の時代背景と佐藤薫の主張が反映されたサウンドはまさに”イースト・アジア・ファンク”この機会に是非! (Akie)