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Hiroshi Yoshimura
Green
Light In The Attic
- Cat No.: LITA192-WC01-1.3
- 2024-05-05
環境音楽=都市を音楽でデザインする音響デザイナーのパイオニアにして、海外からのからの再評価の終わらぬ吉村弘の大名作”Green”がついに再発!和製アンビエント∞環境音楽史上では最も入手困難かつ究極の一枚。吉村宏流の葉脈アンビエント。
Track List
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コロナ禍におけるリスニングの形の変化とトレンド周期によって、いきなり和製アンビエント/環境音楽が注目されて数年、、たとえば近年の西海岸Leaving Recordsの一部作品はぶっちゃけ今作の本歌取りも多く、いかに影響を与えているかわかります。
空気に近い音楽によって、聞く人それぞれの音風景に出会えるような、あるいは居心地のいい空間になるような、音と音楽との中間領域をひろげていく、新たな視点にたったものとして、この “Surround” を聞いていただければ幸いです。
(吉村弘)
「さらに氏は、今作を"足音の振動"、"エアコンのうなり"、"コーヒーカップの中でスプーンが鳴る音"と同じ仲間に位置づけることを勧めている。さらに、"窓の外から聞こえてくる街の騒音"が加われば、今作の聴こえ方はまったく新しいものになるかもしれない。」と資料にもあります。これと併せて上記のご本人のコメントからも言えるのは、スピーカーから出てくる音以外にも今これを聴いている環境の音全部含めて、この作品だということでしょうか。音そのものに感情は載せてないでしょうが、滲み出てくるインテリジェンスとどこか切なさのようなもの、月並みだけど日本人のものでしかない。そこに海外の人はエキゾチズムを感じるのでしょう。建築みたいな彫刻みたいな、いわゆるレコードカルチャーを超えた音楽現象をレコードに詰め込んだ?20世紀を代表する和製工芸品であります。少量入荷惜しすぎる。。 (Shhhhh)
Track List
CHEE清水氏主宰の〈17853 Records〉から83年の2NDアルバム「Pier & Loft」も再発され、日本産ニューエイジ、環境音楽の再評価、再発の先駆けとなった〈環境サウンドデザインの第1人者吉村弘の82年の1STアルバム。日本の音楽のスペシャリストVISIBLE CLOAKSのSPENCER DORANと ROOT STRATAのMAXWELL AUGUST CROYが運営する〈EMPIRE OF SIGNS〉がLIGHT IN THE ATTICと組んだ再発。言葉のいらない音の世界。 (サイトウ)
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ORGANIC MUSIC, CHEE清水氏が主宰する〈17853 RECORDS〉から、海外からの再評価も高まる日本の環境音楽の第一人者、吉村弘の貴重なカセット音源がアナログ再発。マスタリングは、SHINKICHIくんです。 (サイトウ)
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バブル真っ只中の86年発表。タイトルとジャケアートワークに込められた”Green”とは、2020年いまでも通ずる音による空間緑化という”環境音楽”なのか?それともただのノスタルジアか。その両方取れる今回の再発現象。
前半の無機質なミニマル葉脈アンビエントから、音と音の隙間の音。終盤入り込む和としか言いようのない独自の叙情と風景に涙。日本人テクノ/トラックメーカーの傾向の原風景的なものも感じます。同じNew Ageでも西海岸カウンターカルチャー流れのカルロス・ニーニョ、Matthew DavidらLEAVING RECORDS諸作と文脈や音の違いも面白い。長年YOUTUBEで聴いてたんでやっとレコードで体験できますね。一家に一枚、ぜひ。 (Shhhhh)