自然発生的なジャム・セッションから生まれた即興曲Sample1「Auf Meiner Haut」を筆頭に、沈黙的でありヘヴィなドラム・マシーンビートSample2「Broken 101」なども絶妙な音質の丸みがあって最高。マッドな質感なテクノにギアチェンジのようにブレイクで加速するSample3「Minecrawler」などBrokenだけど安定している。L.F.T.素晴らしいです。是非フロアで。 (hamon)

ループするアナログシンセとヴォーカル、途中差し込むヒステリックなハウリングでストレス濃度が急上昇するDIYエレクトロ「Alles Was Du Hasst 」(sample1)と低速EBM/ダークウェイヴ「Atomic Enigma」のAサイドはかなりクセ出してますが、Bサイド3曲はヴィンテージマシンビートでダンス志向。ガールズパンクなヴォーカルに沿ってベースが単調にルート弾きする「Zerstöre Eine Stadt」(sample2)。気の抜ける高音シンセのリフが印象的な「I Don't Like Your Party」(sample3)など、音質が粗ければ粗いほど高揚する不思議な一枚です。 (Akie)

ミッテ地区のハーフェンシティと呼ばれるエリアの一角にあるクラブ「GOLEM」などで、HUERCO.SやDJ FETTBURGER、〈ACIDO〉から〈L.I.E.S.〉関連アーティストを招待しパーティーしているというネクスト・ジェネレーション〈WOODWORK〉の第２弾。ソローなヴァイブスかつグルーミーなジャジー・サンプリングのレイヤーが独特な浮遊感を持った”Janus Head”(sample1)や、アフターアワーズ的レイドバックなハウストラック”Tayto”も爽快。ヴォイス・ナレーションを程良く使いながら、シンプルなホイッスル・メロディーとライトなアシッド・ラインでディープに聴かせる”Escorial Dreams”(sample2)、こちらをロバ・ジョンのレジデントやで知られ、INITやVTOTHEDなどのユニットで活躍のプロデューサー・BENEDIKT FREYがリミックス！グイグイと突き上げるディスコティックにもイケそうなボトムのアシッド・テックなフロア・ボマー”Escorial Dreams (Benedikt Frey Remix)”(sample3)も、トランシーに飛翔しながらエンドレスな展開でやられます！オススメです。