規則的なモジュラー・パッチがファニーな彩りを添えながら、その奥でフリーハンドの即興的なマシン・メロディーの旋律でグングン上昇気流にのって飛んでいく二部構成の絶品リミックス"Venus (Sebastian Mullaert remix phaze one, two)”(sample1)、そして〈COCOON〉ファミリーの一員として多くのトラックでヴォーカル・パフォーマンスを残すJAWのスポークン＆ヴォーカルをのせ、圧倒的なグルーヴでビルドアップするBRETT JOHNSONによるミニマル〜テックハウスな好リミックス”U Special" (feat JAW - Brett Johnson remix)”(sample2)をカップリングです。

役３年ぶりとなるMIRKO LOKO新作。CARL CRAIG Remix収録 です。 (サイトウ)

各種パーカッション類が乱舞する裏でシンセやベースラインで動きをつけるパーカッシヴ・ミニマルのオリジナルはもちろん、LUCIANOの久々のリミックス仕事の収録も話題の1枚。複雑に作り込んだドラミングの展開、ブレイク、ハメつつしっかりと持っていくキラー・ミックス！ピンクのマーブル・カラー・ヴァイナル。

昨年リリースされた傑作アルバム「Seventynine」からのリミックス・カット！リミキサーに名を連ねるは、CARL CRAIGとRICARDO VILLALOBOSというエレクトロニック・ダンス・ミュージック界きっての名手2人という豪華極まりない1枚。キラキラと弾けて輝くウワ音が印象的だった「Love Harmonic」は、軽快なパーカッションがダンサブルなCRAIG節のハウシーなトラックと、伸びのあるシンセが突き抜けていくロングブレイクでも効果的なビッグ・チューンに。一方RICARDOによる「Tahtok」はオリジナルの子どものコーラスをメインに、まるで水中を漂っているかのような錯覚に陥る水音使い、遠くでかすかに聴こえる笛の音、相変わらずの独特のベースライン使い等々、懲りまくったRICARDOの独創性があふれ出んばかりに詰め込まれた16分越えの大作を披露。超強力！DJ NOBU 「On」にも収録！！ (カイハラ)

DESOLATからリリースされたLUCIANOとの共作「Family EP」を経てCADENZAから「Seventynine」でデビューを飾ったスイスの才能MIRKO LOKOが久々のソロ作をイタリアのMEMENTOからリリース。各種パーカッション類が乱舞する裏でシンセやベースラインで動きをつけるパーカッシヴ・ミニマルのオリジナルはもちろん、LUCIANOの久々のリミックス仕事の収録も話題の1枚。複雑に作り込んだドラミングの展開、ブレイク、ハメつつしっかりと持っていくキラー・ミックス！ピンクのマーブル・カラー・ヴァイナル。＊ホワイト・ラベル、通常のブラック・ヴァイナルでロウ・プライスのリプレス出ました。 (カイハラ)

コンピレーション「Visionquest Winter Fall Collection 2011」に参加していた、CADENZA等々でお馴染みMIRKO LOKOがVISIONQUESTから初のソロ・リリース！A面「Harder」はdOPやART OF TONESでの仕事でも知られるJAWをフィーチャーしたアシッディーに捩れるヒプノ・トリップ。B面ではMORITZ、CARL CRAIGとのライブセッション等々でお馴染みのピアニストFRANCESCO TRISTANOの自在に踊るピアノを全面にフィーチャーした、こちらも大作！ (カイハラ)

DESOLATからリリースしたLUCIANOとの共作「Family EP」も良かったMIRKO LOKO。CADENZAからのリリースも納得なソロデビュー・アルバム(CD)から、フロア対応トラックのみ4作を収録した12インチ2枚組です！デトロイトからの影響も感じるコズミックなメロディーを繊細な線で描くA1や、ウワ音が予測不可能な動きをするB1、フェアリーなヴォーカルもの、子供のコーラスとグレゴリア聖歌(?)、各種楽器のアンサンブルが素晴らしいD1。どれも緻密に作りこんである素晴らしいトラックばかり。12インチ単位でもっと聴きたいな?！推薦盤！！！ (カイハラ)