THE PILOTWINGS、SIMO CELL、DJ NORMAL 4らを抱える仏異能集団"BFDM"に新たなファミリー！ドローンからポップまで操るレフトフィールド作家JOHANNES BÜGELEISENの名作をアナログ化。80年代後半から90年代前半スタイルのNJSにアダルティなウィスパーボーカルを乗せた「Afterhours」(sample1)。耳障りなノイズから導入するリミックス「L. Zylberberg Afterhours Bathmix」(sample2)も相当狂ってる。 (Akie)

フランスレフトフィード最深部BFDMこと〈BROTHERS FROM DIFFERENT MOTHERS〉より、ブリュッセル拠点のマルチインストゥルメンタリストMAOUPA MAZZOCCHETTIがCDアルバムをリリース！盟友であるヴィジュアルアーティストMIKA OKIのヴォーカルもろとも激しく歪ませたレゲトン「Don't Succeed」や、モノトーンのアンビエントに歌声をくっきり浮かび上がらせる「Moonification」などのヴォーカルトラック。〈DEKMANTAL〉からもリリースするPHILLIP JONDOをフィーチャリングしたエキゾチックスローレイヴ「1000 Tooth Smile」など。今作も屈折したアプローチの実験電子ダンス/R＆Bを披露。 (Akie)

SIMO CELL、THE PILOTWINGS、J-ZBEL、DJ NORMAL 4など、文字通りの奇才を数多く抱える”BFDM”の酒豪兼オーナーJUDAAHとDJ TARBAによるミックスバトル。カセットのみのリミテッド、既にレーベル元は完売です。 (Akie)

〈TTT〉〈WHITIES〉におけるCARL GARIとのコラヴォレーションでもその名が知れるABDULLAH MINIAWYとSIMOCELL、2人のサウンドの交流は2018年冬より始動。ワープダンスホール「Pending In ThePattern」(sample1)では、歪む低音とABDULLAHのオリエンタリズム・スピリチュアリティ宿るヴォーカルに圧倒されますが、細やかなシンセショットやリズミカルなリフなど聴き逃したくない細やかな鍵盤裁き。トラップ「Locked in Syndrome」(sample3)のアラビックなエレクトロもヴォーカルの神秘を増長。物理的距離やバックグラウンドの差異あれど両者サウンドに帯びた互換性が興味深い、すでに各所で話題の一枚。 (Akie)

上記他にもTOMA KAMI率いる〈MAN BAND REC.〉からリリースしていたり、今年はVTSSとのコラボシングルを発表していたりとエッジ鋭いサウンドの割に特異な動き方をしているEMMA DJの待望のアルバム作品。ダンサブルなインダストリアルビートを基礎にハイトーンなヴォイスチェーンをぶら下げた「AEPOP」(sample1)が特におすすめ。カットアップし加工したヴォイスを数珠つなぎしたグライム「DATING BRUNO」など、強くて鋭い音色は一貫しながらも、13トラック収録ということでかなり幅広い遊び方をしている今作。清々しいほど歪んでる、少量ですが入荷し(てしまい)ました。 (Akie)