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Battle Break
BATTLE BREAK 2
Prr! Prr!
- Cat No.: PRR009
- 2020-03-11
名門〈APOLLO〉からGACHA名義でも活動するグルジア出身のBAKRADZEのニューシングル・全5トラック、、疾走感のあるリズムとアルペジオ、中盤の跳ねたブレイクビーツがいいバランスで展開していく”Hand”(sample2)や”Never Expect Power”(sample3)など、いい感じのオリジナル・トラック群に加えて、同郷の盟友・HVLがリミックス!やわらかなウワ音使いとドープなベースがしっとりとハマる”Sea Of Steps (HVL Space Edit)”(sample1)もオススメです。
巨匠・コニー・プランクのリミックスワーク、そしてリリース当時は謎に包まれていた彼のオルターエゴ・DESERT SKYでのあらたな領域での表現を手に入れたEDWARDの待望のニューアルバム到着!ベルリン在住のフォトグラファー・MARI INOUEが参加した冒頭、アブストラクトなヴォイス・ループに不意に打ち込まれる打音の残響で呪術的な雰囲気を醸し出す”Lets Go”(sample1)に始まり、B1のショート・トラック”Yes”を下地にパワーアップさせたカットアップ・ディスコな”Skating Beats”(sample3)がこれまた最高。もちろん、従来の4/4フォーマットないいトラックもありますが、やはりブレイクビーツに大きく傾倒しているのが実にうなづける、ラストの”Miracle Steps”(sample2)あたりもばっちりカッコイイイです。
当店でもヒットしたカナディアン・レーベル〈PACIFIC RHYTHM〉のコンピ”Rhythms Of The Pacific Volume 1”にも参加していたLNRDCROYの、高みを目指した実験性とフィジカルなエンターテインメントが見事なバランスでパッケージされた素晴らしいアルバム。カセットには未収録の13分にも及ぶロング・ジャーニー”Kendal In Kalusia”(sample3)があらたに提供されて、〈FIRECRACKER〉クルーによってジャケットの装いも新たにヴァイナルでの嬉しいリイシューが登場!豊富なボキャブラリーの全9トラック、トラックリストから試聴可能です。この機会、お見逃しなく!
独創的なオールドスクールなブレイクビーツのリコンストラクションが光る、モダン・インテリジェント〜ポストレイヴといった風味のしっとりしつつディープな世界観が素晴らしい”Drive (First Mix)”(sample1)!アカペラ&ダブな”Drive (Ambient Mix)”(sample2)、そして〈FIRECRACKER〉からアルバムをリリースした実弟・DJ SPORTSによるリミックス”Drive (Club Mix by DJ Sports)”(sample3)も収録!
DMX KREWのEDWARD UPTONが主宰する7インチ・レーベル〈FRESH UP〉周辺のセッション・ミュージシャンらによるファンク・グループ・THE FRESH-UP PLAYERSのセカンドシングル!
まだ見ぬ豪州メルボルンのアーティストを一挙に紹介したコンピレーション「DOMESTIC DOCUMENTS VOL.1」にも登場し気になっていた、RINGS AROUND SATURN名義でもお馴染みのDAN WHITE a.k.a. RORY McPOKEと、MIDNIGHT TENDERNESS a.k.a.RYAN HUNTERが、スタジオで録り溜めていたアーカイヴ音源が御開帳!アンビエントを基調としながら、ウェイパ、ブレイクビーツジャングル・レイヴからダンスホール、ダブまでボーダーレスなスタイルを縦横無尽に展開する超オススメな、全6トラック!前述のコンピレーションに収録されていたトラックのニューバージョン”Stoned Mix (Midnight T´s Broke Bones Dub)”(sample1)がやはりカッコいい、ラストにはボス・SLEEP Dによるプレイタイム4'20"というハイドロ・ダブ”With the Lot (Sleep D Hydro Version)”(sample3)も収録!レコメンド。
フランス南東部にある古くから芸術の栄えた歴史ある町・アヴィニョンの由緒ある祭典「アヴィニョン演劇祭」のサウンドトラックというコンセプトに基づいた、ブロークン、ミニマルなツールトラックス!
奇才・WOLF MÜLLERによるエイリアス・BUFIMANNの作品をいち早くリリースしてきた、DJACOB、DORAFEL & KVGの3人による共同レーベル〈VFMM〉ほか、〈FOURTH WAVE〉や〈RAT LIFE〉からもリリースしてきたライプツィヒのプロデューサー・DJ OKことLEIBNIZのもう1つのエイリアス・DJ BWINによるポスト・レイヴな3トラック!
詳細不明ながら、シカゴの大物プロデューサーが手掛けたとも云われるこのエディット。タイトなビートに新しくガヤを重ねてディレイなど施し、展開もうまく仕上げたナイス・エディット!ですが、このB面が危険!トリビュート・トゥ・ロンハーディーとも言える狂気のヴォーカル逆再生に、理性は崩壊寸前。オモシロイ!
DORISBURG名義でも活躍するALEXSANDER BERGとのユニット・GENIUS OF TIMEの片腕、NILS KROGHによるソロ名義・ARKAJOのニューシングル!深いリヴァーブを効かせながらキレのいい打音、尖ったスネア使いでミニマルに展開する”Rymdkollo”(sample1)、そして、レイヴィーな女性ヴォイス・サンプルに不穏なドローン・サウンドで意識を奪うロウなブレイクビーツ・ハウス”Inuti”(sample3)など、全3トラックを収録!
〈MINIMBAR〉でお馴染みのHAMID、そしてSITによるリミックスを収録したシカゴの重鎮・BRIAN HARDENのリイシュー12インチに続く、マドリッドの〈COLT MUSIC〉の第3弾!ジャズ・ヴィヴラフォンのメロディーを響かせ、トリッキーにシャッフルするハイハットとタフに沈み込むビートで立ち上がるタイトル”Pi Came First”(sample1)、ビートを拍抜きにし、静謐なクワイエット・ドローンや子供の声のフィールド録音などをしのばせてフロアにリラクゼーションをもたらすアナザー・テイク”Pi Came Second”(sample2)。そして、ダビーな音像でマッドに揺らぐアンビエント・エレクトロニック・ブレイクス”Prague”(sample3)の3トラック。
タイトルが意味する通り、フロアー・ダンサーの背中をあと押しするようなポジティヴなフィーリングのファンキー・ステップな”Affirmation”(sample1)で幕開け。A2はグッと抑えたジャジー・アコースティックでドライな質感でメロウに解けていく”He Enters The Room”(sample2)も渋くきまってオススメなA面。反対面は、パリのネオ・ソウル系クァルテット・ELECTRIC CONVERSATIONの紅一点シンガー・CAROLINE‘K-RO’MARKSをフィーチャリングした歌モノディープハウス”Fly Away”(sample3)と、アトランタ在住のラッパー・STAN SMITH & DIPをフューチャリングしたジャジー・ブレイク”Raw Rap Sh*t”と、オールドスクール回帰的なB面。
〈WARP〉傘下の〈BLEEP〉の'12年データ・コンピや、DRO CAREYあたりもリリースしているシドニーの〈TEMPLAR SOUND〉のCDコンピなどにトラックを提供していたHUGO FREDERICKによる初のフィジカル・ヴァイナル作品。高揚感を描くシンセメロディーに凛として力強いピアノが重厚に弾むバレアリック・ディスコのタイトル・トラック"Skin”(sample1)、マニュエル・ゲッチングばりのノンビートのサイケなアルペジオ、エモーショナル・フローでめくるめく万華鏡を覗かせるような”Stripped”(sample2)も秀逸。フォーテットからの影響も色濃いブレイクビーツ、ロマンチズムあふれるシンセ使いも極上な”Hexagonia”(sample3)など、ローファイな湯加減と同時にヌケの良さもあって彩り豊かな全4トラックです!
DJ OCTOPUSのDIE ROHやアテネのMCMXCらをリリースするドイツの新興レーベル〈ROW RECORDS〉からのKEITA SANOのシングルがリプレス!ジャジー・カットアップのブレイクビーツ・ハウスから部族チャントが挿入される”Warm And Loving Eyes”(sample3)もいい感じです。
〈AMAM〉や〈Thema〉を中心に活動しながら、パリの〈Popcorn〉やロンドンの〈Apparel Music〉からもオファーされてきたイタリア出身のミステリアス・グルーヴ・メーカーHOOVED。予測不可に打ち乱れるつんのめったビートにバウンシーな立体ベースに、ときおり清涼感のあるエフェクトが現れてくるA1"TMLSS1"(sample2)のオリジナルを、鬼才トーマス・ブリンクマンがリミックス!溶けていくようなベースを下地に、小気味良く4/4で展開していき、中盤から突然ビートがスウィッチ!アナウンス後、裏打ちで刻んだスネアで跳ねたトライバルなビートでクドゥロっぽくなった、B1"TMLSS1(Thomas Brinkmann Remix)"をオススメ!共通する妖しさが引き合わせたオモシロ・マニアックなリミックスとなっております。より、淡々と緊張感をキープしたフロアー仕様でハマれそうな、ズブズブの沼っぽい電子ダブがヤバいB2"TMLSS2"(sample3)も合わせて、是非どうぞ!!
〈SOUNDWAY〉から強烈なアルバムをリリースしたばかりの3ピースバンド・FUMACA PRETAのプロデュースを務め、自身もプレイヤーとしてヴァイオリンやチェロ、フルート、ムーグなどの楽器を参加・演奏するマルチ・インストゥルメンタリスト・STUART CARTER率いるブライトンのファンクバンド・THE GLITSが、リズム&ブルースの殿堂・OTIS REDDINGとメンフィス・ソウルの女王・CARLA THOMASの黄金デュオによる'67年のヒット作の1つであり、のちにこれを元ネタにしたTHE MOHAWKSによる”Champ”が、「Ultimate Breaks and Beats」シリーズにも収録され皆さんおなじみの定番ブレイクス、”TRAMP”をご機嫌にカヴァー!AサイドはKENNY DOPEの〈DOPE BROTHER〉で活躍するTHE U.B.'Sによるリミックス、Bサイドは本家「U.B.&B.」シリーズを手がけたLOUIS FLORESによるエディット・ヴァージョンをご用意!
〈AMAM〉や〈Thema〉を中心に活動しながら、パリの〈Popcorn〉やロンドンの〈Apparel Music〉からもオファーされてきたイタリア出身のミステリアス・グルーヴ・メーカーHOOVED。この〈AMAM〉レーベル初、自身のアーティストネームを刻んだカタログナンバー(AMAMHVD001)から、約1年振りとなるニューシングル"Timeless EP"をリリース!予測不可に打ち乱れるつんのめったビートにバウンシーな立体ベースに、ときおり清涼感のあるエフェクトが現れてくるA1"TMLSS1"(sample2)のオリジナルを、鬼才トーマス・ブリンクマンがリミックス!溶けていくようなベースを下地に、小気味良く4/4で展開していき、中盤から突然ビートがスウィッチ!アナウンス後、裏打ちで刻んだスネアで跳ねたトライバルなビートでクドゥロっぽくなった、B1"TMLSS1(Thomas Brinkmann Remix)"をオススメ!共通する妖しさが引き合わせたオモシロ・マニアックなリミックスとなっております。より、淡々と緊張感をキープしたフロアー仕様でハマれそうな、ズブズブの沼っぽい電子ダブがヤバいB2"TMLSS2"(sample3)も合わせて、是非どうぞ!!
前作にてマヌ・チャオをネタにしていたK.Gですが、今回も強力です!スペインはカタラーナ・ルンバ・ミクスチャーの元祖とでも言うべきLOS AMAYAの"Zapatero Remendon"のハイブリッドなエディットは、ひとまず置いて、B面。〈TICO〉からの68年作のRAFAEL CORTIJO Y SU BONCHEのブーガルー代表曲"Sorongo"(sample1)をファンキーなブレイクビーツに仕上げていて、オススメ!そして、言わずもがなDOM UM ROMAOによるブラジリアン・クラシック"Ginga Gingou"をチョップ&キックを加えダンサブルにしたB2(sample2)も、ブラス・アンサンブルも最高な古典クンビア"Mochilla No Mas"のエディット(sample3)もデリシャス!いいチョイスしてますね〜。
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通して聴いてたら、間違ってYou Tubeの自動再生にしててCMが流れ始めたのかと錯覚するようなLP。ジャンルのクロスオーバーなんてやわな言葉では片づけることのできない遊び心に溢れたもの。本当の意味で元気づけられる音楽ってこういうもの…?と間違った解釈をしてしまいそうになりました。正直曲によっては笑いで終わるものもありますが、ちゃんと聴くと音楽的にも面白い曲もたくさんあります。昨年BOOMKATのベストにも選出された〈UIQ〉のZULIのアルバムとか好きな人には特にお勧めしたい。 (日野)