- 2LP
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- New Release
Rafael Toral
Traveling Light
Drag City
- Cat No.: DC948
- 2025-11-07
今夏来日ツアーも行った、活動30年を数えるポルトガルの実験音楽家/ギタリスト、ラファエル・トラルのニューアルバム。ジム・オルークのレーベル〈Moikai〉の20年振りのリリースを飾った2024年ベストの1枚『Spectral Evolution』から1年半を経て、抽象的なフォームから離れジャズ・スタンダードを題材にした大胆な最新作を発表。幾百通りもの演奏がされてきたスタンダードを扱うことで際立つ作家性。夢見心地のひとつの出来事。ひとつの体験。
Track List

前作から引き継ぐようにしてフィードバックの鳥のさえずりで始まり、ギターと、テルミンを含む自作エレクトロニクスを中心に、サイン波、フィードバック、ベースギターを用いて小さなオーケストラのように再構築した音像。「Easy Living」「Body and Soul」「My Funny Valentine」などの、ビリー・ホリデイ、デューク・エリントン、フランク・シナトラ、ビル・エヴァンスらも録音してきた20世紀前半の象徴的なスタンダードナンバーが、パイプオルガンのような典礼音楽を思わせる厳かな感覚を纏って全く別の何かとして生まれ変わっています。4曲ではジャズの正統的なサウンドがゲストとして加わり、クラリネットのJosé Bruno Parrinha、テナーサックスの Rodrigo Amadoフ ...もっと読む (足立)リューゲルホーンのYaw Tembe、フルートのClara Saleiroがそれぞれ1曲ずつ参加。2枚組アナログ。Dサイドのシークレットなボーナストラックも是非フィジカルでお確かめください。 (足立)