N-GYNN、RUDOLF Cらが参加してきたロンドンの〈PLEASURE CLUB〉から。カットアップしたヴォーカルとリードがリズミカルに交錯するミニマルガラージ「UK AIM (Original Mix)」(sample1)は原盤10インチよりもユースな12インチでの復刻が嬉しい。内省的なメロディ展開を挿入した「UK AIM (Zero FG Darker Mix)」(sample2)、軸を4/4に変えたテックハウスアレンジ「UK AIM (Len Lewis Remix)」(sample3)、オリジナルの魅力を引き出したリミックス３種もグッド。 (Akie)

１作目ではPRIORI、２作目ではVOODOOS & TABOOS、３作目ではHARRISON BDP、ADAM PITSらが参加するなど、既に話題となってるコンピレーションより最新作。本シリーズのキュレーターLUTHER VINEとモジュラーアーティストGREGORIO SOAVEのコラボ作「Hour Glass」(sample1)の催眠がけるアシッドベースチェイン。〈FUSE〉〈CONSTANT SOUND〉に参加するCASEY SPILLMANによるミニマルガラージテック「Full Circle」(sample2)のシャッフルドラム。どのトラックにもフロアをツボを抑える仕掛けあり。現時点でデジタルリリースなしです、是非！ (Akie)

トリッキーにスナップする2ステップブレイクビートに、雰囲気たっぷりのヴォイスフレーズ＆パッドを忍ばせた「Rima」(sample1)と、オープナーから端正なミニマルテックを投下。悠々としたベースで締まりをつけた「La Última」(sample2)や、逆にベースを短形にしてビートと連動させた「The Hard Way」(sample3)など。UKサウンドとミニマルハウスの中点をクールに狙った作品。 (Akie)

これまでにもHONEY DIJON, DESERT SOUND COLONY, Mr. Gらがパワフルなハウスワークを披露してきたレーベル〈DUNGEON MEAT〉より。シカゴ出身ベルリン拠点ワールドワイドな活動をし好調なSNADがジャッキンなバウンスを聴かせるミニマルテック「Pure Veg」(sample1)を披露。カーディフの新進気鋭INCUSによる甘いオルガンシンセが鍵になったミニマルガラージテック「My Jam」(sample2)もおすすめ。バイナルオンリーでのリリース！ (Akie)

〈PUNCHLINE〉や〈BA DUM TISH〉などの現行UKGラインで活動している新鋭RETROSPECTことM CHARALUMBUSによるミニマルガラージ〜テックハウス！ミニマリスティックな2ステップブレイクスに跳ねるサブを追加した「Ay-up!」(sample1)や、アシッドラインでコミカルな弾力をつけた「Schneebly」(sample2)。オルガンシンセの鮮やかなリフとメロディックなベースがジャムするタイトルトラック「4 U」(sample3)など。〈CONSTANT SOUND〉の支流として設立され勢いが増しているUKG専科〈INSTINCT〉のレーベル中間点の作品が出てきてグッド。 (Akie)

元はブリストルにて活動、現在はバルセロナに拠点を移しブカレストのミニマル専科〈VARME〉からもリリースしているガラージ職人ALEX CRUMP！センチメンタルな旋律を短くチョップ、歯車のように2STEPをかみ合わせた「Fri Night in July」(sample1)。鮮やかなクリアシンセとウォーミーなベースがマッチしたタイトルトラック「Spottin' (Earth Mix)」(sample2)。ジャジーにスローダウンしたブレイクス「Floats」(sample3)。ドリーミーな音使いが心地いい。 (Akie)

ハイハット尖らせた軽やかな2STEPブレイクビートとラグジュアリーなコードのシンセ、ソウルフルなヴォーカルサンプルがセッションするリードトラック「Groovin'」(sample1)にはじまり、4×4基礎で短くカットしたオルガンチョップでフックする「Not Because Of You」(sample2)、ファンキーなベースとスィングさせたドラムで横ノリを生んだ「Teedra」 (sample3)まで、カットとビートシーケンス、共にミニマルなグルーヴでフロアをロック。 (Akie)