LOBSTER THERMINがディストrビューションするルーマニアのアンダーグラウンド・レーベル〈listen2me〉からリリースしていたSERB。リズムのユニークさとざらついた質感のインダストリアルなエレクトロニクス、かっこいい。 (サイトウ)

J DILLAを筆頭にディープハウス方面でのサンプリングソースとしても定番である、吟遊詩人・GIL SCOTT-HERONの”We Almost Lost Detroit”の冒頭のフェンダーローズ使いの”Oblic”(sample1)もいいですが、フリスキーな質感に不穏ムードが立ち込めたストーナー・ミニマルの”Serpenti”(sample2)が、心地よい浮遊感があってオススメです。

第４弾の前シングルから、意外にもLUCYっぽくないロウな質感でとライバルな感じもあるビートにに微細な電子音を絡め、ブレイク展開もいい具合に仕上がった”Serpenti (Lucy Remix)”(sample1)、ジル・ドゥルーズ／フェリックス・ガタリの唱えた議題からその名を拝借したMINOR SCIENCEによる、キャッチーなリードシンセが印象的なブロークン・ベース・ミニマルな”Oblic (Minor Science Non-Newtonian Fluid Mix)”(sample2)もレコメンド！

〈50WEAPONS〉や〈HEMLOCK〉などからのリリース・ラッシュが続いたルーマニアン・プロデューサー・COSMIN TRGの2015年作。自身の〈FIZIC〉からの３作目。冷徹なミニマル・テクノ、ヴァライアブルでユースフルな4トラック！

50Weaponsを拠点に様々なレーベルからリリースしてたダブステップ以降のハウス、エレクトリック・ダンス・ミュージックのキーマン、ルーマニア出身のCOSMIN TRGがスタートさせた自主レーベルFIZIC第１弾！２０１４年作。厚みのある音色、繊細なリズムシーケンス。ポリミニマル＆ダブ・スキル！かっこい！！！ (サイトウ)