78年、コステロやイアン・デューリーらを擁する〈SNIFF〉から16歳にしてデヴューしたアイドル・シンガー、RACHEL SWEETの、BAETNUTSにもサンプリングされた、メロウ・ストレンジな傑作” It’s so different here”や、ロフト古典としても知られるTHE WHOのコズミック・ナンバー”Eminence Front”の別テイク、さらにはイタリアン・サイケのARIAの鍵盤奏者が、のちに名前を変えて76年にリリースした激レアな7inch、WEYMAN CORPORATIONによるアフロファンク”Kumbayero”など、コズミッックやバレアリックのタームに縛られない選曲に脱帽な１枚。イビサのLUCCI CAPRIの〈MESSALINA〉の2010年作。

スペイン発のハズさない良質エディットレーベル[MESSALINA]から中心人物Lucci Capriと初顔と思われるJamie LowことFatneckによる4trksを収録したシングルが到着！それぞれ良い感じのエディットが揃っているのですがやっぱりA1の「MICHAEL JACKSON/Billie Jean」ネタのスローモーアシッドエディット。禁断の大ネタに絡むTR-303の使い方が好印象です。 (TETSUO)

いつの時代でも最高なジョルジ・ベンの「Umbabarauma」でお馴染みの大名曲「Ponta de Lanca Africano」のエディット収録！A1は、なんとTHE CUREの「Let\'s Go To Bed」がアフロビートになっとります。ブギーなB-SIDEも良い曲です！ (サイトウ)