コンピレーション第1弾にはSW.やEDUARDO DE LA CALLEも参加、キャリアを問わない敏腕にフィーチャーする〈NIGHT DEFINED〉より。〈LATON〉〈KLAKSON〉などに作品を残しながらフィンランドエレクトロニックシーンを司ってきたMESAKがモジュラーの緻密な動きと難解なリズムを合致させた「Palic」(sample1)で幕開け。〈WORKSHOP〉のみならず〈LATENCY〉などの先鋭レーベルでお馴染みのEVEN TUELLがユーフォリックなシンセ使いを魅せたロウテクノ「In Circles」(sample3)で纏めたナイスコンピレーション、おすすめです。 (Akie)

ブカレストを拠点に、自主レーベル〈LISTEN2ME〉を運営しながらテクノを追求してきたȘERBがソロでカムバック！歪んだモジュラーとドラムマシンの淡白な構成から、幻想的なリフが差し込む「Rushed」(sample1)や、ノイズ漬けのイントロから柔らかなロウハウスにガラッと雰囲気を変える「Cellar Meet」(sample2)など、鋭利さと美しさが共存した5曲入りシングル。良いです！ (Akie)

昨年はSW.のアルバムも発表している〈NIGHT DEFINED〉のニュープロジェクト！やはり注目は〈SEX TAGS〉とリンクしながら、SVNと自信が運営する〈SUED〉を拠点に活躍するSTEFAN WUST AKA SW.による「TotchNOtch」(sample1)でしょうか、エコー音響内でのパーカッシブリズム、曲後半に差し込む幻想的なシンセリフも鮮やか。〈ILIAN TAPE〉からのスタンプEPも素晴らしかったROGER 23のブロークンビート「The Alternation Of Life」(sample2)など、どのトラックもディープ志向、素晴らしい。 (Akie)

〈SEX TAGS〉とリンクしながら、SVNと自信が運営する〈SUED〉を拠点に活躍するSTEFAN WUST AKA SW. が３作目のアルバムを発表！ジャズファンキーなシンセベースにドラミングでアナログジャムを繰り広げたブロークンビーツ、その名も「Breakbeat, broken beat, Electro - silverlight [ja​]​zz​[​sh​]​Ort」(sample1)やら、温度感のあるヘヴィなベースにセンチメンタルな旋律を合わせた「druQks iDEA[T]」（sample2）など、”ジャズクラブの暗くて埃っぽい雰囲気”というインフォメーションがしっくりくる、スモーキーでフリーフォームなサウンドデザインを披露。アルバムながら六曲展開でクラブにも連れ出せるのも嬉しい。 (Akie)