- 12inch×2
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Dartr//X
Flying One Hand
Op.Disc
- Cat No.: OP.DISC 034
- 2015-05-03
まずBサイド、ハンガリーの奇才・LAURINE FROSTとのスプリットを〈TAPE HISS〉レーベルからリリースしたばかりの女史・AKIKO KIYAMAは、器楽の響きや対比のアンバランスな感覚を捉え再構築したようなおもしろい仕上がりの”Rondo (Akiko Kiyama Remix)”(sample1)、そして、最近ではDJセットも意欲的にこなしている大阪在住のAOKI Takamasaは、そういった現場での機能性にも重点をおいたグルーヴの上で、流れるようなサンプルを解きほぐした極上のオーガニック・ミニマル”Calling (AOKI takamasa Remix)”(sample2)を提供。Aサイドは、いわずもがな主賓のFUMIYA TANAKA、独特な遊び心の音響や変態フォノグラムを形成しながらも、リズム立ちのよいトラックで躍らせる気合のマッド・ミニマルテック”Vida Noir (Fumiya Tanaka Remix)”(sample3)、三者三様の世界観が味わえます!
90年代、MULTIPHONIC ENSEMBLEとしてベルギーのエクスペリメンタル老舗〈Sub Rosa〉から作品・アルバムを発表し世界的に知られるようになった音楽家、半野喜弘氏。'00年以降、自身のレーベル〈Cirque Records〉を拠点とした楽曲制作など、着実に活動を重ねていき、国内・エレクトロニカ/IDMレーベル〈Progressive Form〉からこのRADIQ名義でデヴュー。その一年後の2005年には、当レーベルの記念すべき第1弾リリースにFUMIYA TANAKAとのスプリットで登場した。そんな氏の、00年代後半期以降の音楽性の集大成とも言えるアルバム「Vida Noir」。遅ればせながらストックしました。カサブランカ〈COSMO〉の2連作、”Eastern Hemisphere Pt.1,Pt.2”は惜しくも入荷できませんでしたが、そのカラーにも近いオーガニックな器楽も取り入れた、なめらかなミニマル〜ディープハウス・トラックが出揃った、全6曲入りの傑作アルバムです。
日本を代表するミニマル、テクノ・レーベルOP.DISC。海外で活動後帰国して東京で活動中らしいDEN氏の12"。共にパーティーをやっているというSTEREOCiTIのリミックス収録での12インチ・リリース。柔らかいグループのトライバル・ダンス「Moon In Van Nuys」や声ネタを使ったディープハウス等を披露。そしてSTEREOCiTI氏のリミックス。こだわりのシンセ使い、残像を残しながら重なる音のハーモニー。P-FUNK ALL STARS「Hydraulic Pump」/MARIO?にオマージュしたようなエレクトロ。ダブ、マジックです(sample_1) (サイトウ)
PHILPOTからのリリースも話題になった半野氏のRADIQ名義での新作はカタログ23番に続いてOP.DISCから再び!ジャズ・ファンクを見事に4つ打ちのフォーマットに沿って再現する作風は唯一無二!弾けるオルガンとパーカッション、ダーティーなベースライン。巧みなサンプル使いとラフでライブ感あるトラックメイクでファンクする4曲はどれも最高です。 (カイハラ)
コンピレーション「hub opus tokyo」へ参加して以来となるop.discからのリリースは待ってましたのソロ12インチ!アナログ志向なラフでタフなビートを軸にしたトラックに繊細なトリートメントを施した、op.discのカタログにあってもこれまでになくハウスな響きとグルーヴに驚かされる、優しく力強い4トラックス。リリースおめでとう! (カイハラ)
複雑でミステリアスな彼女の世界に引き込まれること確実なA面の2トラックは流石!世界観あります。B面いっぱいに収録された、グルーヴィーなロング・トラック「Maggio」は、ハウシー&パーカッシヴに、鳥のさえずりやホーン・サンプルで深い森の奥へと誘ってくれる、ちょっと新境地的トラック? これも素敵です。 (カイハラ)
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〈OP.DISC〉のレーベル前作、半野氏のRADIQ名義のアルバム「VIDA NOIR」のリミックス盤にも参加していたFUMIYA TANAKAの手腕が発揮された無機でいてドープなビート・プロダクションと、もうじき映画監督としてデヴューする半野喜弘の見せドコロでもある、ファンクネスやジャジーな要素がみごとに溶け合った、ミニマルのファンのみならずディープハウス方面にもアピールするようなC1”If Walk Alone”1(sample1)、C2”Paris, Tokyo So Far”(sample2)あたりはかなりオススメです!バネのような跳躍感とキレのいいブレイクビーツのタイトル・トラック”Flying One Hand”(sample3)含む、全5トラック。