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Dino Sabatini
Shaman's Paths (Special Edition)
Outis
- Cat No.: OUTISOPERA003
- 2020-07-20
MODER HEADSも再始動した〈OUTIS〉のボス・DINO SABATINIが、スウェーデンのディープテクノ・カルトレーベル〈HYPNUS〉を中心に急成長を遂げてきたローマのプロデューサー・LUIGI TOZZIとのコラヴォレーション、3トラック!
低調なアブストラクト・シンセを浮かばせ、小刻みなショート・アタックをトリッキーに配置した”Ambrosia”(sample1)、柔らかくヒプノティックに打ち込むタム使いのリズムで覚醒のシグナルが木霊する”Nostos”(sample2)、そしてこのトラックをボス・DINO SABATINIがリミックスによって拡張した、奥行の深いミニマリーなローを加えた流石の仕上がり”Nostos (Dino Sabatini Version)”(sample3)もかなりいい。
その名も”Chapter II”!心機一転、盟友・GIANLUCA MELONIと再スタートさせたMODERN HEADS、DINO SABATINIのセルフ・レーベル〈OUTIS〉からの第6弾。深く打ち込まれる分厚いキックにシャープなアンビエント音響が大空にこだまするヒプノティックなブロークン・ミニマル”Beginning”(sample1)、強烈な覚醒を促す反復ループにアポカリプティックなリヴァーブ・ノイズの緩急で展開しうねるキラー・ツイステッドな”Unknown Route”(sample2)、どちらかといえば〈Prologue〉ファンというより、〈Perc Trax〉あたりが好みなヒトにオススメです。
DONATOによる地鳴りのような密林ビートに降りかかるDINOの冷たい残響リヴァーヴがマッチする”Telemachus”、そして、 SURGEON Meets VICEの97年のシングルから”The Point”にインスパイアされたというBPMを遅くしてぶっちぎってるタイムレスなトライバル・ミニマル”Penelope”、楽しそうにセッションしてます!燻し銀、CROSSBREDとか思い出した。オススメ!
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THE ART ENSEMBLE OF CHICAGOのオリジネイター・LESTER BOWIEやROSCOE MITCHELL、FAMOUDOU DON MOYEらとも親交の深いイタリアのジャズ・ピアニスト兼アコーディオン奏者・ANTONELLO SALISを迎えたセカンドアルバム「Omonimo」のリリースを起点にスタートした、〈OUTIS〉のオペラシリーズ第3弾に、モダンテクノ〜ディープ・トライバル屈指の名作「SHAMAN'S PATHS」の再発リニューアル盤が待望のリリース!当時はCDとデジタル、12インチカットのシングルのみのリリースだったこのアルバム、古代より人間の創造性を培ってきた失われた知恵と神話、そしてアフリカン・ミュージックから得たインスピレーションを溶け込ませ、さらに深くエクスペリメンタルな世界を構築した史上に名を刻む名盤がついにアナログ化されました。この機会に是非どうぞ!