「80年代のエストニアのビーチタウンバンドの愛すべき楽曲」とのインフォメーション。フィンランド民謡なんかも思わせる北欧、東欧のかおりと、南米のフォークロアやレゲエにもつうじる感じもある、ほっこり最高ですね。アートワークも独特です。B-SIDEもジプシーキングなフレーズも謎、ロウファイ・シンセサイザー、ドリーミー、ノスタルジー、リズミック、泣けてくる。 (サイトウ)

エストニアのデュオ、このFruit Expressの1ST EPと、そのメンバーの一人Roma Vjazemskiのソロ、そしてDima DiskのNikolajevをリリースしてきたエストニア、タリンの注目のレーベルSAD FUNからFRUIT EXPRESSの最新作。マシーンビート、シンセサイザーファンク、エキゾチカ、バレアリック、ブギー感もあり、LOW-FIでエモーショナルな不思議な感触のいい曲。特にオリジナルA2「Sole Street Samurai」(sample2)あたり絶妙。そしてTAPESのリミックスB2(sample1)はコンピューターライズド・レゲエ、チップチューン的スタイルで繰り広げる圧巻の世界。 (サイトウ)