DJとして活躍し、ソフトウェアの開発者としての側面を持つ才女Avalon Emerson。USの〈Spring Theory〉からデビュー、〈Whities/AD93〉や〈Spectral Sound〉からカッティングエッジなリリースを続けてきた彼女のフル・アルバムが〈AD 93〉の創設者であるNic Taskerと彼女がスタートしたニューレーベル〈Another Dove〉からリリースされました。BullionことNathan Jenkinsをプロデューサーに迎え、自身の歌を全編にフィーチャリングした、これまでとは異色の新境地。ダンスミュージック、エレクトロニック・ミュージックの実験を背景にしつつ、ドリームポップ、シンセポップ、シューゲイズ的なアプローチも、歌、ディテールまで練り込まれた音、構成、新たなエレクトロニック・ポップのスタンダードになり得るようなクオリティーだと思います。 (サイトウ)

ソフトウェア開発に携わり、服飾系の写真家としての経歴も持つ、サンフランシスコをベースDJ、プロデューサーとして頭角を表し2010年年代のエレクトロニック・ミュージックの革新者AVALON EMERSON。メロディックでレイヴのオマージュのようでもあり、リズム、空間性においてモダンでカラフルな多幸感、溶け入るような電子音の世界を描く「Rotting Hills」。素晴らしいです。ダビーで、レトロな電子音楽の魅力が同居するようなコンピューター・ミューエイジ「Winter And Water」、ビートレス「One Long Day Till I See You Again」。 (サイトウ)

YOUNGb TURK傘下にて、もうすぐLIFE FORCEでも来日DJプレイするTASKERが主宰するカッティングエッジなエレクトロニック・ダンスレーベル〈WHITIES〉から、才女AVALON EMERSON２作目です。獄彩色のシンセや、リズムがポリなミニマルに展開するA-SIDE、低いキックとカットアップされたリズム、空間コラージュのすごい曲「Finally Some Common Ground」。実験的ながらエンターテイメント性の高い現在のダンス・ミュージックです。 (サイトウ)

ソフトウェアの開発者でもあり、DJ/プロデューサーとして才覚を現し、待望の来日も決まり、その若さと容姿も含めなにかと話題のアヴァロン・エマーソン。レフトフィールドなレイヴ感覚のFOUR TETに通じるようなメロディーのセンスのエレクトロニック・ダンス。エレクトロニック・トライバルなリズムに、ゆるやかにメロディーを重ねていくSIDE-1と、B-SIDEはコンピューター・プロセスしたヴォイスサンプルも使いながらモダン・エレクトロニクス、良い曲です。 (サイトウ)

おそらく自身が立ち上げたと思われるS.F.のニューレーベル〈SPRING THEORY〉の第１弾！AVALON EMERSON嬢も美声を披露しつつ、徐々に絡んでくるアフロ・チャンティングがリードする傑作トライバル・ハウス”Church Of SoMa”(sample2)が最高です！ほぼ同系色のパーツを使用しつつパーカッションなどを加え、ロングにエクステンドした別バージョンのBサイド”Synagogue Of SoMa”(sample3)に加えて、メインのアフロ・チャントにピントをフォーカスし、ファンキーなオルガン・プレイやギターカッティングなどのサンプリングで総入れ替えのヴィンテージ・ロック風なリミックスを提供した、スウェーデンのHNNYによるA2”Church Of SoMa (HNNY Remix)”(sample1)も素晴らしい！２度美味しく使い回せるナイスな１枚です、是非。（レーベルロゴ・ステッカー付き）