シンセ・ブギー・ファンを魅了してきたL.Aの才人BENEDEKによるミッドテンポ、プログレッシヴに織りなすシンセサイザーサウンド圧巻のリミックス。次代を超えて愛されるべき傑作誕生です。これだけで買いです。L.U.C.Aの陽性のNEU!、クラウとロックなミックス、サイケデリックに飛翔するLorenzo Fortinoもいい感じで、ミニマルファンク、反復続けるはビートのツール的感じのThe Breath Of Infinity、3トラックとのEP。 (サイトウ)

ふたつ目のカセットアルバムを、2018年に〈HYBRIDE SENTIMENTO〉がアナログ再発したことで注目を集めることとなったANDREA DESIDERÀとLUIGI MOROSINによるニューエイジ/アンビエントデュオ”CABARET DU CIEL”が満をじして新作。複雑なハンドドラムをスムースなシンセパッドが包み込む「Lakota」(sample1)、撥弦楽器を模したシンセサイザーがヒーリングする「Horses」(sample2)など、クリスタルクリアな音色と難解なプログラミングを閉じ込めた小宇宙のようなサウンドデザイン、トラックリストから全曲ご試聴可能です！ (Akie)

イタリアのAndrea DesideràとLuigi Morosinの二人によって結成されたCABARET DU CIELのアルバム！同じくイタリアの〈HYBRIDE SENTIMENTO〉がライセンスを取得し、オリジナルカセットから1曲引いての再発となります。空間的なエフェクトをかけたギターやシンセ、そしてたまに入る曇ったドラムマシンに女性のファルセットや話し声のサンプリング。メランコリックなコードを多様してあまり感情的には聴かせず、浮遊感の漂う不思議なニューエイジで中毒性有り。意外にここから〈BLACKEST EVER BLACK〉のCARLA DAL FORNOや154などにも繋がっていくかも。 (日野)

近年カセットを媒体に80年代末から90年代初頭にリリースされた音源が再発され知られるようになったイタリアのエレクトロニック・デュオCABARET DU CIELの92年のアルバム「THE BREATH OF INFINITY」のリミックスEP。ミニマルなマリンバ、パーカッションな音色、キックを打ち出し、ロウだけフィジカルにグルーヴするダンストラックに仕上げているDONATO DOZZY筆頭に、〈YOUTH〉や〈KNEKELHUIS〉からリリースしてきたSSIEGE、DUKWA MUSIC、MARCO D'AQUINOによる90sのレイヴ、レフトフィールド最良な感じを滲ませるダビー・エレクトロ、これも是非チェックを。ボローニャのLEDX crewのレーベルALTRIMENTI RECORDSのファーストリリースです。 (サイトウ)